テクノベートでどうゲームチェンジするか?第7回G1経営者会議まとめ 

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2018年11月25日(日)、グロービス経営大学院東京校にて「第7回G1経営者会議」を開催しました。大企業のベストプラクティスを学んで共に成長する場として始まったG1経営者会議は、今年で7回目を迎えました。総合テーマは「テクノベートによるゲームチェンジ~世界No.1を目指すために~」です。

冒頭、菅官房長官より、安倍内閣が進めてきた改革の成果のお話がありました。アベノミクスから始まり、インバウンド、東京オリパラと大阪万博招致、農林水産業改革、規制改革、そして今国会での入国管理法の改正等々。菅官房長官から民間に対する期待は、「政府に対して遠慮をせず、やるべきことを伝えてほしい」でした。「国会会期中は、オープンな場でスピーチをしない」とのことでしたが、ご多忙な中お話をいただき本当に嬉しく思っています。

テクノベートから企業戦略、組織マネジメント、社会・文化まで多様なテーマで議論を交わした1日を写真で振り返ります。

<11月24日>

●大阪出張から戻り、G1経営者会議の前夜レセプションを開きました。落ち着いた雰囲気の中、ご登壇者が奥様ご同伴の上集まりました。豊洲(築地ではなくて)直送のお寿司と美味しいイタリアンを堪能しました。(^^)いよいよ明日第7回G1経営者会議を開催します!

<11月25日>

●まずは僕が開会宣言をしました。

●第1部全体会は基調講演「日本企業が世界No.1になるために、政府が実施していること・民間に期待すること」です。まず、菅義偉内閣官房長官がキーノートスピーチをしてくださいました。
 

●続くパネル討議のパネリストは菅義偉内閣官房長官、モデレーターは竹中平蔵氏です。冒頭、「大阪万博おめでとうございます」の拍手から始まりました。雰囲気が明るいです。

●第2部全体会は「テクノベートによるゲームチェンジ~世界No.1を目指すために~」です。パネリストはブラザー工業の小池利和氏、KDDIの高橋誠氏、コニカミノルタの松崎正年氏です。モデレーターは僕が務めました。
 

●第3部分科会Aは「プラットフォーム戦略でゲームチェンジ~世界次元の競争に勝つために~」です。パネリストはNTTの栗山浩樹氏、アリババの田中豊人氏、アマゾンウェブサービスジャパンの長崎忠雄氏、モデレーターはネットイヤーグループの石黒不二代氏です。

●第3部分科会Bは「M&Aによるゲームチェンジ~スピーディに非連続成長を遂げる方法論~」です。パネリストは豊田通商の加留部淳氏、オイシックス・ラ・大地の高島宏平氏、武田薬品工業の平手晴彦氏、モデレーターは三菱UFJモルガン・スタンレー証券の重富隆介氏です。

●第3部分科会Cは「外国人材によるゲームチェンジ〜日本企業をグローバル化する組織改革論~」です。パネリストは衆議院議員の小林史明氏、セイノーホールディングスの田口義隆氏、森トラストの伊達美和子氏、さくら共同法律事務所の山脇康嗣氏、モデレーターはシンクタンク・ソフィアバンクの藤沢久美氏です。

●第3部分科会Dは「コミュニティによるゲームチェンジ〜顧客を宣伝マンに転換するマーケティング~」です。パネリストは良品計画の川名常海氏、仲山考材の仲山進也氏、アイスタイルの吉松徹郎氏、モデレーターはコルクの佐渡島庸平氏です。

●ランチセッションでは、30のグループに分かれ、「テクノベートによるゲームチェンジ〜世界No.1を目指して」というテーマに沿って意見交換をしました。グループは最大10名で、立食のランチ懇親会よりも新たな出逢いがあり、学びも豊富で圧倒的に評判が良いです。

●第4部分科会Aは「小売のゲームチェンジ〜次の主戦場とその勝ち方とは~」です。パネリストは丸井グループの青井浩氏、gumi-gumiの軍地彩弓氏、メルカリの小泉文明氏、モデレーターはヤフーの小澤隆生氏です。

●第4部分科会Bは「ハラスメントリスクでゲームオーバー?~そうならない危機管理と広報~」です。パネリストは東京都監査委員の岩田喜美枝氏、The JapanTimesの大門小百合氏、弁護士の永沢徹氏、ウェーバー・シャンドウィックの西谷武夫氏、モデレーターはアクセンチュアの程近智氏です。

●第4部分科会Cは「働き方改革でゲームチェンジ~優秀なタレントを採用・維持する人事戦略~」です。パネリストはジャパネットホールディングスの高田旭人氏、さくらインターネットの田中邦裕氏、マニュライフ生命の吉住公一郎氏、モデレーターはワーク・ライフバランスの小室淑恵氏です。

●第4部分科会Dは「デザインでゲームチェンジ~デザイン経営によるイノベーションの加速~」です。パネリストはパナソニック・デザインセンターの臼井重雄氏、Takramの田川欣哉氏、メルカリの濱田優貴氏、モデレーターはA.T. カーニーの梅澤高明氏です。

●第5部分科会Aは「テクノベートでゲームチェンジ〜ロボットとAI活用による競争優位の構築~」です。パネリストは清水建設の印藤正裕氏、PKSHA Technologyの上野山勝也氏、ソニーコンピュータサイエンス研究所の北野宏明氏、東芝の島田太郎氏、モデレーターはサキコーポレーションの秋山咲恵氏です。

●第5部分科会Bは「地政学リスクと企業経営~危機管理とレジリエンス確保~」です。パネリストはミルケンインスティテュートの田村耕太郎氏、長瀬産業の三原康弘氏、国際協力銀行の山田正明氏、モデレーターは慶應義塾大学の神保謙氏です。

●第5部分科会Cは「採用力によるゲームチェンジ~ミレニアル世代に適応した人材獲得手法とは~」です。パネリストはセプテーニ・ホールディングスの上野勇氏、i-Plugの中野智哉氏、リクルートの野口孝広氏、キリンの藤川宏氏、モデレーターはプロノバの岡島悦子氏です。

●第5部分科会Dは「アートによるゲームチェンジ~企業によるアート活動はCSRかCSVか?~」です。パネリストはサザビーズジャパンの石坂泰章氏、東京藝術大学の長谷川祐子氏、サントリーホールディングスの福本ともみ氏、モデレーターは森ビルの森浩生氏です。

●第6部分科会Aは「キャッシュレスによるゲームチェンジ~社会はどう便利になりどの企業が覇権を握るのか~」です。パネリストはストライプインターナショナルの石川康晴氏、ヤフーの川邊健太郎氏、三井住友銀行の渋谷愛郎氏、LINEの枡田淳氏、モデレーターはマネーフォワードの辻庸介氏です。

●第6部分科会Bは「オープンイノベーションでゲームチェンジ~異業種・スタートアップとの連携で優位に立つ方法論~」です。パネリストはYamaha Motor Ventures & Laboratory Silicon Valley Inc.の西城洋志氏、衆議院議員の平将明氏、凸版印刷の中尾光宏氏、BeeEdgeの春田真氏、モデレーターはグロービス・キャピタル・パートナーズの仮屋薗聡一です。

●第6部分科会Cは「HR−Techでゲームチェンジ~テクノロジーを活用してヒト・組織で勝つ経営とは~」です。パネリストはLIXILの濱瀬牧子氏、ワークスアプリケーションズの牧野正幸氏、日立製作所の矢野和男氏、モデレーターはグロービスの西恵一郎です。

●第6部分科会Dは「ゲームチェンジの時代だからこそ求められる不動心~経営者の信念と軸~」です。パネリストはJOLEDの石橋義氏、フライシュマン・ヒラード・ジャパンの田中愼一氏、金峰山寺の田中利典氏、モデレーターはグロービスの鎌田英治です。

●第7部G1・KIBOWソーシャルアワードの表彰式です。今年で6回目となるこのアワードの授与は、今年よりG1経営者会議の場で行うことにしました。「社会事業家部門」受賞者は、資生堂の代表取締役 執行役員社長兼CEOの魚谷雅彦氏です。資生堂はESG経営を実践しています。プレゼンターは、セイノーホールディングスの田口義隆氏です。

●G1・KIBOWソーシャルアワード「社会起業家部門」受賞者は、READYFOR代表取締役CEOの米良はるか氏です。プレゼンターは、サキコーポレーションの秋山咲恵氏です。READYFORはクラウドファンディングを通して、社会起業家を支援しています。おめでとうございます!

●G1・KIBOWソーシャルアワード「特別賞」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に贈られました。トロフィーを受けとられたのは理事長の高橋則広氏、プレゼンターは衆議院議員の平将明氏です。GPIFは、ESGで世界を引っ張っています。おめでとうございます!

●第8部全体会は「ESGによるゲームチェンジ~社会と企業との持続的な成長にむけて~」です。パネリストは資生堂の魚谷雅彦氏、GPIFの水野弘道氏、READYFORの米良はるか氏です。モデレーターは僕が務めました。

●クロージング・セッションでは、ボードメンバーの皆さんにご挨拶いただきました。

●懇親会は、ボードメンバーによる獺祭の鏡割りで始まりました。

●懇親会のエンタメは、平成時代劇「ざ☆くりもん」でした。花魁ミュージカルとのことです。華やかで、艶やかでよかったです。外国人受けも良さそうなので、スケジュールが合えば次回のG1グローバルにもお呼びしたいです。(^^)

変化の激しい時代において、企業はM&A先の選定、その後のインテグレート、政府の規制への対応など、複雑な対応と決定が求められます。「Change」は「Chance」と一文字しか違いません。常に変化を「Chance」と捉える視点も大切だと思います。

ちなみに、セッションの様子は一部を除き後日GLOBIS知見録で動画配信する予定です。ぜひご期待ください!

2018年11月26日
自宅にてツイッターや写真をもとにコラムにまとめました
堀義人

京都大学工学部卒、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。住友商事株式会社を経て、1992年株式会社グロービス設立。1996年グロービス・キャピタル、1999年 エイパックス・グロービス・パートナーズ(現グロービス・キャピタル・パートナーズ)設立。2006年4月、グロービス経営大学院を開学。学長に就任する。若手起業家が集うYEO(Young Entrepreneur's Organization 現EO)日本初代会長、YEOアジア初代代表、世界経済フォーラム(WEF)が選んだNew Asian Leaders日本代表、米国ハーバード大学経営大学院アルムナイ・ボード(卒業生理事)等を歴任。現在、経済同友会幹事等を務める。2008年に日本版ダボス会議である「G1サミット」を創設。2011年3月大震災後に、復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げ、翌年一般財団法人KIBOWを組成し、理事長を務める。2013年6月より公益財団法人日本棋院理事。いばらき大使、水戸大使。著書に、『創造と変革の志士たちへ』(PHP研究所)、『吾人(ごじん)の任務』 (東洋経済新報社)、『人生の座標軸』(講談社)等がある。

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