キャンペーン終了まで

割引情報をチェック!

YES発足8日目の風景~海外メディアとのインタビュー

投稿日:2005/09/02更新日:2019/08/27

9月1日木曜日のアポイントは、英国国営放送のBBCの取材から始まった。当初テレビの予定だったが、長いこと話を放映したということで、ラジオの取材に変わった。僕からすればどちらでも構わないので、快く受けることにした。時間になり会議室に入ると、英国人の男性がカジュアルな出で立ちで待っていた。やはり、英語の取材であった。

早速マイクを突きつけられてインタビューが始まった。YESに関しては、海外の媒体も興味を示しているようである。特に、関心が高いのは、発起人が起業家で160名にものぼること、そしてブログやSNS(GREE)を使ってのネットワークであることのようである。

僕からは、なぜこのESプロジェクトを始めたのかを説明した後で、質問に答える形で、このプロジェクトの広がりを語り始めた。

「サイト開設の最初の3時間で1万ヒットを記録した。既に10万アクセスを超えていて、300近くのサイトでYESのバナーが掲げられている。GREEのコミュニティの中でも最も多くの人がアクセスするものに発展している。インターネットの向こう側で大きなうねりが起きているのを感じることができる」。

「今回は、若者も政治に関心を持っている。選挙に行く人も多くなると思われる。このYESの活動の特徴の一つは、選挙に行こう、ということ訴えるとともに、もっと発言しよう、と訴えている点である」。

「その結果、ブログやGREEでの書き込みが活発で、議論も非常に真面目なものになっている。皆、真剣に日本の将来を考えている。このような運動をみなを期待していたかのようである」。

「自民党も民主党もYESプロジェクトを支持している。自民党はブロガーを集めた会合を行っている。それだけブログの力が強くなっていることを理解しているようだ」

「ただ、問題は、公職選挙法である。この悪法が改正されないと本当の意味でのデジタルメディアを使ったデモクラシーは進まない。これを改正するべく、自民党の会合で武部幹事長に訴えかけた」、という具合である。

英語は良く使うので、多少は慣れていたが、やはり政治の言葉には慣れていない。もっとうまくできなければと終わってから反省した。

午後には、ファイナンシャルタイムズ(FT)からの取材があった。今度は電話で応対した。FTは、僕の愛読紙である。週末にその内容が掲載されるとのことだから、楽しみだ。(^^)

夕方には、ニューヨークタイムからもコンタクトがあった。

海外にもYESプロジェクトのことが知られ始めているようである。(^^)

2005年9月2日
堀義人

 

  • 堀 義人

    グロービス経営大学院 学長/グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー

    京都大学工学部卒、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。住友商事を経て、1992年株式会社グロービス、1996年グロービス・キャピタル設立。2006年グロービス経営大学院を開学。2008年に「G1サミット」を創設。2011年には復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げる。2016年に茨城ロボッツ、2019年に茨城放送オーナー就任。2022年にLuckyFesを立ち上げ、現在総合プロデューサーを務める。2024年よりBARKSオーナー、世界最大のPR会社の米国エデルマン社 社外取締役。

関連動画

学びを深くする

記事に関連する、一緒に学ぶべき動画学習コースをまとめました。

関連記事

合わせて読みたい

一緒に読みたい、関連するトピックをまとめました。

サブスクリプション

学ぶ習慣が、
あなたを強くする

スキマ時間を使った動画学習で、効率的に仕事スキルをアップデート。

17,800本以上の
ビジネス動画が見放題

7日間の無料体験へ もっと詳細を見る

※ 期間内に自動更新を停止いただければ
料金は一切かかりません

利用者の97%以上から
好評価をいただきました

スマホを眺める5分
学びの時間に。

まずは7日間無料
体験してみよう!!

7日間の無料体験へ もっと詳細を見る

※ 期間内に自動更新を停止いただければ
料金は一切かかりません

新着記事

新着動画コース

10分以内の動画コース

再生回数の多い動画コース

コメントの多い動画コース