昨晩は、夜中の3時までYESプロジェクトとYES@GREEの画面に釘付けであった。
数多くの方々の意見を読むのが面白くてついハマッてしまうのだ。さらに、構想段階であったプロジェクトが急速に形になっていくのを体感できるので、ワクワクして眠れないのである。夜中にお風呂に入ったが、それでも、興奮を抑えられない。結局ベッドに入ったのは明け方の4時近かった。
朝9時に起きて、10時からのアポに間に合わせるべく出社する。アポの相手は、NTTレゾナンスが運営するGOOのジャーナリストである。40分ほど質疑応答をした。良く調べていて熱心である。結局、そのインタビューが次のとおり記事になった。
>gooニュースで「ブログ選挙で日本変わる」と題して掲載
堀のインタビューがgoo特設ブログに掲載
昼過ぎに民主党の衆議院議員から携帯に電話が入った。「民主党もYESプロジェクトをサポートする」、と表明してくれた。やはり、ブログの力が相対的に大きくなってきた証拠であろう。民主党の支持はありがたい。僕らが、特定の政治家や党に肩入れをしない市民運動であるという位置づけが証明された気がしている。
民主党HP 「民主党は「YES! PROJECT」に注目する 枝野事務総長代理 」
昨晩、武部幹事長の前でYESプロジェクト支持を表明してくれた自民党もウェブ上で改めて支持を表明してくれていた。
自民党HP「わが党は「YES!PROJECT」を応援します! 世耕弘成広報本部長代理がコメント発表」
昼過ぎに、記者会見に向けて散髪へ行くことにした。行きつけのカットハウスに電話して、「40分で切ってくれ」と無理にアポ無しでお願いする。13:20に、グロービスで記者会見の事前打ち合わせをする。グリーの田中良和社長などは既に到着していた。発起人のデジタルハリウッドの杉山社長やデジットの舩川社長は、13:45に来社。グロービスの階段教室では、記者会見の準備が進んでいた。
14:00に記者会見がスタートした。既に、20名以上のマスコミの方がいらしていた。グロービス広報の野田が司会進行を務める。野田から紹介を受けた僕は立ち上がり、YESプロジェクトの経緯と背景を説明し始めた。改めて痛感するのが、20代の投票率の低さである。30%程度しか投票に行っていないのだ。
引き続き、YESプロジェクトのサイトとYES@GREEのサイトをプロジェクターで投影しながら、説明した。
僕は、ブログやSNSでは、かなり健全な議論が行われていることを認識していることを率直に伝えた。僕の説明が終わった後、協力会社や発起人の方々の挨拶があった。杉山さんも舩川さんも雄弁であった。その後の質疑応答では、意外に多くの質問が投げかけられて、マスコミの関心の高さが読み取れた。
最後に発起人の撮影をした。20台近いカメラからフラッシュがたかれていた。これも初めての経験である。発起人は各自思い思いのいでたちで、個性があって面白い(写真は、可能ならばブログに貼り付けようと思う)。終了後、5階にある会議室に戻り反省会をした。
夕方には、グロービス・マネジメント・スクールの受講生向けトップセミナーが開催された。グロービスでは、四半期に1回開催されるイベントである。前回のスピーカーは、ダイエーの社長になった樋口泰行氏であった。今回は、松井証券の松井道夫社長である。先ほどまで記者会見に使っていた会場の間仕切りを取り外して、ぶち抜きの会場設定をしてのイベントである。
中身は実に面白かった(別途スピーチメモができたら、ここにリンク貼ります)。懇親会の時に、参加者にYESプロジェクトのことをそれとなく聞いてみる。実は、かなり多くの人が注目していることを改めて確認する。今回の選挙への関心が高い証拠である。
懇親会の後、デスクに戻りメールをチェックすると、多くの記事が掲載されていることの報告が、YESプロジェクトの事務局から連絡があった。
各誌、続々とYESプロジェクトのことを取り上げてくれている。非常に関心が高いようだ。
日経新聞「全国の若手経営者150人、ネットで投票呼びかけ・衆院選」
CNET「グリー、SNSで総選挙の話題を集約--選挙に行こうプロジェクトの公式SNSも」
毎日新聞「選挙:衆院選 若手起業家157人「選挙に行こう」
北海道新聞「若手起業家HPとリンク 民主、投票呼び掛け賛同」
ありがたいこことに、発起人の方々からは、次のとおりさまざまなボランティアのオファーを頂いた。
・ピンズファクトリーの大久保さんからは、YESプロジェクトのピンを2000個無償で提供してくれるとのオファーがあった。
・(株)データ復旧センターの藤井社長からは、月間100万PVあるサイトに、無償でYESプロジェクトにリンクを貼ってくれている。
YESプロジェクトのリンク・バナーも出来上がったようだ。
YESプロジェクトのブログにも起業家の発起人が続々と書き込んでくれている。これからもかなりの広がりを期待できそうだ。
3つのYESのうち、「もっと発言しよう」は明らかに、実現されつつあるようである。
大きなインパクトを感じ取れる社会活動に繋がっていることを実感していた。
2005年8月26日
麹町のオフィスにて
堀義人