2016年1月15~17日に堀義人がピックアップしたニュースです。
初期のフェイスブックを買収しようとした11の会社(Business Insider)
[堀コメント]フェイスブックで一番興味深いのは、彼らがファーストムーバーじゃなかったことだ。マイスペースが、先行していたことだ。通常、ネット企業では、ファーストムーバーが圧倒的に有利な場合が多い。
それを逆転したのは、マイスペースがニューズに買われて失速したからなのか、フェイスブックの戦略によるものなのかは、分析する価値はある。おそらく両方なのだろうが、買収されて失敗したのが、大きい気がする。それもあって、売る気は無かったのかもしれないですね。
視点:インバウンド傾斜が歪める観光立国への道=星野佳路氏(Reuters Japan)
[堀コメント]「インバウンド傾斜」が問題なのではなくて、国内旅行客が落ち込んでいることが問題なのだと思う。ただ、その理由は人口減少、若年層の旅行離れなど構造的な問題なので、そう簡単には変わらないだろう。休日の分散化も、簡単にはいかないだろう。 やはり、インバウンド増そして、日本各地の魅力を世界に広めることによる、旅行地の分散ができるのがベストだと思う。
進んでいる方向は間違っていないので、後は微調整を繰り返しながら、前に進み続けることだと思う。
三菱商事、米社長に48歳スティーブンス氏 現地採用を積極登用(日本経済新聞)
[堀コメント]良い方向。だが、外国人社長登用の一番の課題は、報酬だ。海外、特に米国経営者の報酬レベルは高い。おそらく子会社CEOでも最低でも2、3億円は出さないと、他社に引っこ抜かれる可能性があるでしょう。 日本の社長よりも上回るのが普通だけど、本来は日本のトップも年棒を上げるべきだと思う。思いっきり株主に価値を還元すれば、誰も文句を言わないと思う。
ファイターズの台湾人ファン獲得に見る、インバウンドの可能性(NewsPicks編集部)
[堀コメント]僕は、松井選手の応援でNYヤンキーズのワールドシリーズを2回観戦した。日本人が米国で日本選手を応援する様に、台湾人が日本で台湾選手を応援するのは、自然な流れだ。
水戸ホーリーホックもベトナムのメッシを手に入れたのだから、ベトナムへの放映権販売&インバウンドファンの獲得に力を入れたらどうだろうか。茨城空港にハノイからスカイマークのチャーター便を飛ばせられたらいいですね。 なお、水戸ホーリーホック(葵の御紋を意味するらしい)は、記憶しにくいから名前を変えるべきだと僕は主張しています。水戸黄門にちなんで、水戸コーモンズが良いと言っているけど、皆さんはどう思いますか?一発でみな覚えると思いますけどね。水戸大使より
サイバー藤田社長「海外進出はそう甘くない」(東洋経済オンライン)
[堀コメント]「海外進出はそう甘くない。だからこそ、挑戦し続けるんだ」といきたいですね。グロービスは、ビジネススクールとしてグローバルに進出し続けるし、VCとしてもグローバルカンパニーを作り続けたいですね。 「日本だけに閉じこもっていたら、面白くない」です。
近藤麻理恵さんの「片づけの魔法」が全米1位 発売から1年3カ月、今なぜ?(THE HUFFINGTON POST JAPAN)
[堀コメント]読んだことが無いけど、全米で1位と3位は凄い。僕は、片付ける方針は、物は可能な限り持たない。新しく買うならば、その分捨てるのが一番だと思っています。服や靴は、1年間使わなかったり・履かなかったら、捨てます。 あとは、知識のファイリングと同じ様に、類似のものをまとめておくことにしています。でも、プロのやり方を参考にしたいから読んでみよっと。
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※この記事は、NewsPicksの堀義人のコメントを再編集したものです。