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ベンチャーのファイナンス入門 Part3/5 営利企業の資金調達

投稿日:2015/03/14更新日:2021/10/26

山中礼二 グロービス経営大学院 教員

ベンチャーのファイナンス入門 Part3/5
営利企業の資金調達

起業家にとって「ファイナンス」は、現状を切り拓き、ビジョン(志)に近づくための強力な「武器」になる。急拡大を目指すベンチャー起業家が知っておくべき資金調達の基本をベンチャーキャピタリストとベンチャー経営者の双方の経験を持ち、現在グロービス経営大学院のベンチャー系科目で教鞭をとる山中礼二が分かりやすく解説。今回は営利企業の資金調達にフォーカスする(肩書きは2015年1月30日登壇当時のもの。視聴時間16分17秒)

【ポイント】
・返済の必要がある資金(=負債)と、そうでない資金(=自己資本)に
大別される

・デットを提供する人(金融機関)とエクイティ投資をする人(各種投資家)は、期待するリターンおよびリスク・コントロールの手法が異なる

・資金の使い方には、リスクの高いもの(=資金投下が、キャッシュフロー増大につながらない可能性が高いもの)と、リスクの低い安全なものがある。

・リスクの高い資金活用のためには、リスクマネーを調達するのが安全。
起業家が返済の義務を負わないため

・銀行借り入れで調達した資金を、高リスクな投資に投入すると、返済できず、デフォルト(債務不履行)を引き起こすリスクがある。

・VCマネーなどのリスクマネーを安定的な資金投入に充てるのは、もったいないことも

・スピード成長を志向する場合はエクイティ、持分比率を落としたくない
場合はデットを中心にファイナンスを検討する

・自分で株式の大半を所有したいという意向の強い起業家は、エクイティ・ファイナンスを極力避ける必要がある

関連映像はこちらから
ベンチャーのファイナンス入門 Part1/5 収益性を計算する
ベンチャーのファイナンス入門 Part2/5 資金調達の全体像と非営利組織の資金調達
ベンチャーのファイナンス入門 Part4/5 VCからの資金調達【基本編】
ベンチャーのファイナンス入門 Part5/5 VCからの資金調達【方針決定編】

  • 山中 礼二

    KIBOW社会投資ファンド 代表パートナー/グロービス経営大学院 教員

    キヤノン株式会社で新規事業の企画・戦略的提携に携わった後、2000年にグロービスに参加。 グロービス・キャピタル・パートナーズでサービス分野、メディア・コンテンツ分野、及びヘルスケア分野の投資を担当。
    その後、医療ベンチャーのヘルス・ソリューション(専務取締役COO)、エス・エム・エス(事業開発)を経て、グロービス経営大学院の専任教員。
    株式会社グロービス(代表室)ベンチャーサポートチームのリーダーとして、社会起業家向けのKIBOW社会投資ファンド(代表パートナー)、アクセラレータープログラムG-STARTUP(事務局長)、グロービス卒業生向けG-GROWTHファンドなどの運営をしている。
    非常勤で、愛さんさん宅食株式会社 取締役。特定非営利活動法人STORIA(理事)

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