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ベンチャーのファイナンス入門 Part1/5 収益性を計算する

投稿日:2015/02/28更新日:2021/10/26

山中礼二 グロービス経営大学院 教員

ベンチャーのファイナンス入門 Part1/5
収益性を計算する
(視聴時間19分30秒)

夢やビジョンがあっても、ファイナンスがネックとなって実現しないことがある。今日からファイナンスを「武器」にして、目指す姿へ近づこう。

たとえば、仙台近郊で牛タン喫茶店を開くとする。まずすべきは、顧客に価値を提供して報酬を得るプロセス、収益性をはかることだ。補助金や助成金には持続性はない。財政的に持続するか、事業が持続的に収益を生むかどうかは、事業を進めるにあたりカギとなる。

ここで、家賃30万円、総席数80名、スタッフ3名の牛タン喫茶を開いたら、もうかるだろうか。収益性を要素分解して考えてみよう。

利益=売上-費用
売上=客単価×客数×営業日数
客数=平均滞在客数×回転数

費用=変動費+固定費
変動費=売上×粗利率
固定費=人件費×地代家賃×光熱費

収益性の推定を諦めてはいけない。わからない数字は人に聞けばよい

次に、店舗オープンの初期投資が700万円だとすると、初期投資回収に何カ月かかるかを考えてみよう。そして3年間で18店舗出す場合はどれだけの資金が必要だろうか。エクセルで計算してみる。

収益性は単位あたりの利益がとれる収益構造になっていること、立ち上げ資金をいつ回収できるのかを計算しよう。

本シリーズは全5回シリーズです。(肩書は2015年1月30日登壇当時のもの)

関連映像はこちらから
ベンチャーのファイナンス入門 Part2/5 資金調達の全体像と非営利組織の資金調達
ベンチャーのファイナンス入門 Part3/5 営利企業の資金調達
ベンチャーのファイナンス入門 Part4/5 VCからの資金調達【基本編】
ベンチャーのファイナンス入門 Part5/5 VCからの資金調達【方針決定編】

  • 山中 礼二

    KIBOW社会投資ファンド 代表パートナー/グロービス経営大学院 教員

    キヤノン株式会社で新規事業の企画・戦略的提携に携わった後、2000年にグロービスに参加。 グロービス・キャピタル・パートナーズでサービス分野、メディア・コンテンツ分野、及びヘルスケア分野の投資を担当。
    その後、医療ベンチャーのヘルス・ソリューション(専務取締役COO)、エス・エム・エス(事業開発)を経て、グロービス経営大学院の専任教員。
    株式会社グロービス(代表室)ベンチャーサポートチームのリーダーとして、社会起業家向けのKIBOW社会投資ファンド(代表パートナー)、アクセラレータープログラムG-STARTUP(事務局長)、グロービス卒業生向けG-GROWTHファンドなどの運営をしている。
    非常勤で、愛さんさん宅食株式会社 取締役。特定非営利活動法人STORIA(理事)

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