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ベンチャーのファイナンス入門 Part1/5 収益性を計算する

投稿日:2015/02/28更新日:2021/10/25

目次

山中礼二 グロービス経営大学院 教員

ベンチャーのファイナンス入門 Part1/5
収益性を計算する
(視聴時間19分30秒)

夢やビジョンがあっても、ファイナンスがネックとなって実現しないことがある。今日からファイナンスを「武器」にして、目指す姿へ近づこう。

たとえば、仙台近郊で牛タン喫茶店を開くとする。まずすべきは、顧客に価値を提供して報酬を得るプロセス、収益性をはかることだ。補助金や助成金には持続性はない。財政的に持続するか、事業が持続的に収益を生むかどうかは、事業を進めるにあたりカギとなる。

ここで、家賃30万円、総席数80名、スタッフ3名の牛タン喫茶を開いたら、もうかるだろうか。収益性を要素分解して考えてみよう。

利益=売上-費用
売上=客単価×客数×営業日数
客数=平均滞在客数×回転数

費用=変動費+固定費
変動費=売上×粗利率
固定費=人件費×地代家賃×光熱費

収益性の推定を諦めてはいけない。わからない数字は人に聞けばよい

次に、店舗オープンの初期投資が700万円だとすると、初期投資回収に何カ月かかるかを考えてみよう。そして3年間で18店舗出す場合はどれだけの資金が必要だろうか。エクセルで計算してみる。

収益性は単位あたりの利益がとれる収益構造になっていること、立ち上げ資金をいつ回収できるのかを計算しよう。

本シリーズは全5回シリーズです。(肩書は2015年1月30日登壇当時のもの)

関連映像はこちらから
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