2004年創業のグリーは、SNSとゲームを提供するサイト「GREE」のユーザー数が2,641万人(平成23年9月)、売上高640億円の企業に成長。一方のサイバーエージェントは1998年創業の「Amebaブログ」等を運営する業界トップのネット広告代理店として、売上高1200億円を誇り、「働きがいのある会社2011年」では6位にランキングされている。インターネットを通じて新しい価値を生み出し、成長を続ける両社。その強さは、「働く人にあり」と人事の二人が語る。成長スピードが早い組織において、どのような人材を仲間に迎え、いかに組織・個人共に成長する仕掛けをつくるのか?人事制度や、採用ポリシー、人と組織が成長するための取り組みと秘訣を現場での経験をもとに明かす。(2)ではサイバーエージェント人事本部長・曽山氏のプレゼンテーションを収録。(視聴時間:24分27秒。文中敬称略、肩書は2012年2月7日登壇当時のもの)
・20〜30歳代で1200億円を売り上げる、年功序列禁止企業(2:30)
・10年前の上場直後は離職率が年30%、そこから取り組んだ人事制度(4:30)
・顔と名前が一致しない組織は挨拶が減り、組織風土が悪くなる(7:10)
・優れた人事制度も、運用できなければ意味がない(9:30)
・人事には、現場の声から重要なものを見抜き、経営につなげる“通訳”能力が大切(10:30)
・藤田社長に指摘された、現場が「白ける」人事制度は避けるということ(12:00)
・「挑戦」と「安心」はセットで考える(13:40)
・事業コンテストの創設——優勝者は賞金100万円と子会社社長のイスを得る(15:45)
・あした会議——役員対抗の新規事業バトルで社員育成を兼ねる(19:30)
・成果は厳しく、運用は楽しく(20:25)
・「人材育成=研修」ではない、重要なのは決断経験を増やすこと(20:50)
・2年に1回の役員交代制度(21:40)
本シリーズの映像は下記になります。
(1)プレゼンテーション:中西一統グリー株式会社ヒューマンリソース本部長
(3)対談
(4)質疑応答