パワーポイントやエクセルを活用して会議資料を必死に作り込んだのに、なぜか突っ込みが入って話が進まない…そんな経験ありませんか。説得力を持ってプレゼンをするには、データを適切に選び、活用する「数字力」を高めることが必要。それはどうやって鍛えればよいのでしょう?手順を追って説明します。
まず大切なのが、数字を分析するための考え方や視点を身につけることです。
>>ビジネスに不可欠な「数字力」とは?
そのための演習として、値段をつけることが不可能そうな「愛」について、一体いくらなのかを試算してみると…?実は「比較」をすることで数字を導き出せることがわかります。分析とは、つまり「比較」をすることなのです。
>>愛の値段はいくらでしょうか?
とはいえ、数字はこのままではうまく比較できません。そこで役に立つのが「グラフ」です。それを「目」という最強の分析ツールを使って、見て比較する ことが大切です。
>>散布図でわかる「金持ちは長生きするか」
最後に、ただの思い込みや主観的な意見と思われないよう、ロジックを使ってまとめる必要があります。「言いたいことは何か?」「比較対象は何か?」「どのグラフを使うか?」の3つのステップをクリアすれば、簡単にロジック立てができます。
>>グラフを使って、言いたいことを“翻訳する”
さらに、ロジックの組み立て方を深めたい場合は、論理思考術を鍛えるクリティカル・シンキングの手法が役立ちます。
>>穴だらけのプレゼンから卒業する論理思考術とは?
ぜひ試してみてはいかがでしょうか?