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MBA経営辞書「行動理論」

投稿日:2011/01/11更新日:2019/04/09

行動理論(actiontheoryinleadership)

他人に影響力を与えている人に共通して見られる「行動パターン」で、リーダーシップを定義しようとする理論。

共通の行動パターンが基準となるため、「特定の行動がとれる人材は、すべて同じレベルのリーダーシップを実現している」ことになる。また、その行動パターンを身につけることで、特定のリーダーシップを身につけ、強化できるという考え方でもある。

現在のリーダーシップ育成の理論やプログラムは、この行動理論を根拠として確立され、「リーダーシップは行動モデルに基づいて育成、強化することが可能である」という考えをとっている。

また、初期の多くの行動理論では、2つの「相反する行動パターン軸」でリーダーシップ行動を定義していた。これらは2つのグループに集約できる。1つのグループは、「業績・仕事」(=結果)を重視するか、「人・組織」(=要因)を重視するかという分類である。「ミシガン大学研究モデル」や「マネジリアル・グリッド・モデル」が代表的である。

もう1つは、「論理」を重視するか「感情」を重視するかという分類である。「オハイオ州立大学研究モデル」や「トランスフォーメーショナル・モデル」が代表的である。

  • 嶋田 毅

    グロービス経営大学院 教員/グロービス 出版局長

    東京大学理学部卒、同大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社。累計150万部を超えるベストセラー「グロービスMBAシリーズ」の著者、プロデューサーも務める。著書に『グロービスMBAビジネス・ライティング』『グロービスMBAキーワード 図解 基本ビジネス思考法45』『グロービスMBAキーワード 図解 基本フレームワーク50』『ビジネス仮説力の磨き方』(以上ダイヤモンド社)、『MBA 100の基本』(東洋経済新報社)、『[実況]ロジカルシンキング教室』『[実況』アカウンティング教室』『競争優位としての経営理念』(以上PHP研究所)、『ロジカルシンキングの落とし穴』『バイアス』『KSFとは』(以上グロービス電子出版)、共著書に『グロービスMBAマネジメント・ブック』『グロービスMBAマネジメント・ブックⅡ』『MBA定量分析と意思決定』『グロービスMBAビジネスプラン』『ストーリーで学ぶマーケティング戦略の基本』(以上ダイヤモンド社)など。その他にも多数の単著、共著書、共訳書がある。
    グロービス経営大学院や企業研修において経営戦略、マーケティング、事業革新、管理会計、自社課題(アクションラーニング)などの講師を務める。グロービスのナレッジライブラリ「GLOBIS知見録」に定期的にコラムを連載するとともに、さまざまなテーマで講演なども行っている。

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