ワークフロー管理(workflowmanagement)
定型的な業務の流れをシステム上で実行、管理し、全体としての業務効率向上を目的とした業務プロセスの管理手法。
ワークウェアといったワークフロー管理ソフトを用いてシステムを構築し、ワークフロー管理を実現することが多い。
ワークフロー管理を進めることにより、トータルの処理時間の短縮や工数削減といった業務処理、管理の効率化が進む。また、ワークフロー管理にはそもそも業務プロセスの把握、整理が必要なので、リエンジニアリングにも結びつく。
以前は、資料送付、稟議書の承認、定常的な伝票処理といった簡単な一方向の流れの業務プロセスに導入されることが多かったが、最近では、複数の開発者による文書の共同作成やソフトの共同開発、審査・承認といった複数のワークフロー管理の結果を統合する複雑なワークフロー管理システムも普及している。
▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約700語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。