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MBA経営辞書「減損会計」

投稿日:2009/05/11更新日:2019/04/09

減損会計(Impairmentaccounting)

事業用固定資産の収益性が当初の予想よりも低下した場合に、将来に損失を繰り延べないようにするため、その資産の過大となった帳簿価額を臨時的に切り下げる(=減損を認識する)考え方。日本では、2006年3月期から適用が義務づけられた。減損会計は、あらゆる資産について応用可能な考え方であるが、通常は、有形固定資産の減損会計を指す場合が多い。

なお、帳簿価額の切り下げにあたっては一定の要件が設けられている。それは、減損の兆候(減損が生じている可能性を示す事象)がある資産または資産グループから得られる割引前将来キャッシュフローの総額が帳簿価額を下回るという要件である。

なお、減損会計では、上記の割引前将来キャッシュフローの総額が簿価を下回った際にその明示を求めるが、割引前将来キャッシュフロー総額が簿価を上回っている場合には、その超過分を明示する必要はない。

次回は「社内移転価格」を取り上げます。

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グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約700語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

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