「氣」と「経営」を結びつけるのは非科学的でしょうか――。有るのか無いのか、よくわからない「氣」というものを、経営を科学するMBAスクールで語るのは奇妙でしょうか――。
グロービス経営大学院経営研究科研究科長 で英語MBAプログラムの責任者である中村知哉は、かつて留学していたハーバード・ビジネス・スクールの著名教授の門を叩いた時、こんなことを言われたそうです。
『経営』と『氣』をつなげることができないなら、ハーバードで経営を学ぶ意味はないぞ。出直して来い。
MBAの世界最高峰ハーバード大学では「氣」への理解が求められている。日本でも著名経営者が「氣」について論じています。
例えば、「ななつ星」を世に送り出したJR九州の唐池恒二会長は「「氣」の力というものは本当にある」と断言しています。また、グロービス経営大学院 学長の堀義人は「禅の精神にもとづくリーダーシップ」の大切さを訴えています。
■「氣」の力というものは本当にある/九州旅客鉄道株式会社代表取締役会長 唐池恒二氏、あすか会議2014
■禅的なリーダーシップとは~心の平静がもたらす職場の安定/堀義人ブログ
「氣」と「経営」、あなたはどう考えますか?
写真: 菅野勝男