2015年5月8日(金)~10日(日)の3日間、「第2回グロービス杯世界囲碁U-20」が、グロービス経営大学院東京校で行われました。昨年の第1回は、一力遼七段が優勝、許家元二段が準優勝と日本勢が大活躍したのですが、今回、日本勢は1人も決勝トーナメントに進めず、1~3位までを中国・韓国の選手に独占されるという大変残念な結果に終わってしまいました。
僕は、グロービス杯の協賛者として、日本棋院の理事として、囲碁ファンの皆さまに申し訳ないと思っています。これからいろいろな改革に取り組むつもりです。
来年に期待してください!そして、みんなで囲碁を楽しみましょう!!
<<< 5月7日(木) 歓迎レセプション >>>
●迫力の和太鼓で歓迎レセプション開始。日本の伝統文化の響きをもって、世界各国・地域を代表する若手棋士16名をお迎えしました。
●協賛者代表としてご挨拶。20歳以下の若手棋戦ということで、鮮やかな青の羽織袴を選びました。「経営と囲碁には共通点が多い。起業家の僕も囲碁の魅力にはまった。世界を魅了する戦いが繰り広げられることを期待する」とお話し、選手団にエールを送りました。
日本棋院の和田紀夫理事長のご挨拶と乾杯のご発声。
万波奈穂さん(左)と戸島花さん(右)
●対戦抽選会の末、初日の組み合わせが決定
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- 熱戦前夜。各国選手の皆さんとともに。
<<< 5月8日(金) グループリーグ 第1戦、第2戦 >>>
●囲碁U-20、いよいよ、熱戦の火蓋が落ちる!張り詰めた空気。
●握っていよいよ開始。戦いの空気に変わった。時計の「10秒」、「20秒」の声が場内にこだまする。写真は、第1回優勝、一力遼七段。
●検討会室の様子です。
●グロービス第2戦の対局場の雰囲気。報道陣が多く来ている。注目度が高い。
●グロービス杯2回戦の末、日本チームは全員1勝1敗となった。枠抜けしたのは、中国2人、韓国2人だった。2日目の第3戦で、日本勢は全員が枠抜けして決勝トーナメントに進出する可能性がある。日本勢通しの対局が2局。中韓との対局が1局ずつ。頑張れ、ニッポン!
<<< 5月9日(土) グループリーグ 第3戦、準々決勝 >>>
●第2日目 グループリーグ第3戦 開始!組み合わせは以下の通り。
余正麒七段(日) × 一力遼七段(日)
楊鼎新三段(中) × 藤村洋輔二段(日)
申真ソ三段(韓) × 本木克弥三段(日)
小山空也二段(日) × 佐田篤史二段(日)
●準々決勝進出選手、対戦組み合わせ、決まる。日本勢は、余正麒七段、佐田篤史二段が枠抜け。
準々決勝開始。
●準々決勝で日本勢敗退!悔しい。最終日は、GIJINNOMA(義人の間)にて中韓決戦。世界最高レベルの対局になるだろう。ニコニコ生放送でネット中継され、大盤解説会もある。
●準決勝は、羅玄六段(韓国)×李欽誠二段(中国)、
決勝は羅玄六段(韓国)×黄雲嵩四段(中国)の中韓対決!
●検討室では、一力さんを始め、寄付を並べて、検討中。まだ序盤なので、少しゆったりとしています。
グロービス経営大学院東京校1階ホールでは、
解説は、王銘エン九段、万波奈穂三段。
●第2回グロービス杯世界囲碁U-20 3日間の激戦が終了
優勝 黄雲嵩 四段(中国)
2位 羅玄 六段(韓国)
3位 李欽誠 二段(中国)
おめでとうございます!
●栄冠を勝ち取った黄雲嵩 四段(中国)の健闘をたたえました。
今回、日本勢については残念な結果に終わりましたが、ニコニコ生放送では連日3万人以上が視聴してくれました。最終日の大盤解説会には100人近くの熱心な囲碁ファンが集まりました。メディアからもNHKさん、囲碁チャンネルさん、新聞各紙が取材に来てくれて、大きな注目を集めました。協賛者として、日本の囲碁界の活性化に微力ながら貢献できたと思います。
第3回大会での、日本勢の起死回生に向けて僕も行動していきます。
みんなで囲碁を楽しみましょう!
2015年5月12日
自宅にてツイッターや写真をもとにコラムにまとめました
堀義人