スタートアップ×大企業の価値共創における課題とは~稲田武夫×小澤隆生×中馬和彦×中村亜由子×今野穣
G1経営者会議2021 第3部分科会M「スタートアップと大企業の価値共創」 (2021年11月23日開催/グロービス経営大学院 東京校) 各国のイノベーション能力を評価するグローバル・イノベーション・インデックスによると、2021年、日本は13位となった。上昇傾向にあるもののトップ10圏外の状況が続き、中国(12位)にも後塵を拝している。一方、イノベーション創出の手法としてのオープンイノベーションは日本でも広まり、また大企業によるベンチャー出資も増加しており、イノベーションを育む土壌は整いつつある。スタートアップと大企業がイノベーションを通じて価値を共創し事業を加速させるためには、具体的に何が求められるのか。スタートアップ、大企業双方の立場から価値共創に取り組んできた当事者が、現状と課題、これからの展望を語る。(肩書きは2021年11月23日登壇当時のもの) 稲田 武夫 株式会社アンドパッド 代表取締役社長 小澤 隆生 ヤフー株式会社 代表取締役社長 社長執行役員 CEO(最高経営責任者) Zホールディングス株式会社 取締役専務執行役員 E-Commerce CPO 中馬 和彦 KDDI株式会社 経営戦略本部ビジネスインキュベーション 推進部部長 中村 亜由子 パーソルイノベーション/eiicon company代表・founder 今野 穣 グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー
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51人の振り返り
test_
メーカー技術・研究・開発
ベンチャーが大企業とうまく付き合うためには、影響力があり、技術の目利きをしっかりとできる人と付き合うことが重要という話がとても印象に残りました。
技術をしっかりと目利きし、良いものは良いとしっかりと周囲を納得させられるよう研鑽を積んでいきたいです。
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hyde316k
クリエイティブ
大企業側の人間として、スタートアップとのアライアンスに際し、どのようなマインドチェンジを図ればいいのかとても参考になりました。
相互に主張があるなか、win-winの関係性となるよう対話ベースで導くことの重要性を改めて感じました。
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umi_san
マーケティング
日本の大企業の体質がいかに現代的では無く、またその経営層や幹部層のスピードが遅く、世界に後れを取ってしまっているという事が分かった。
DXやUE、UIなど言葉が独り歩きし、分かったようなつもりになっている大企業は本気で考えを改めるべきだと考える。
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kaz4580
経営・経営企画
日本の大企業とベンチャーは時間軸や思想が異なるということを前提に付き合い、ベンチャーの付き合い方としては①思想やプロダクトに共感してくれているか、②話ができ社内で立ち回ることができる担当者(部署)があるか、③その企業を中心にせずポートフォリオを分けて考えていくことが必要。ということではないか。
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masumura
営業
影響力、発信力、技術力などあらゆる力量ある方との出会いと付き合いが大切だと再確認できた
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hiko_shanghai
IT・WEB・エンジニア
世界で戦うには質、量、スピード、センスが必要だと体感しています。
スピードとセンスはよくある日本の大企業は現時点では勝てないが、ロジカルの質では腰が重い分、戦えると思うし、量もよっぽどのことが無い限り戦えると思う。もちろん会社によると思うし、何が目的か、にもよるが、どれ一つ欠けてもいけないと日々感じる。
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om642
営業
大手企業では届かない視点こそ、ベンチャー企業の存在意義であると思うが協力体制構築もなかなか思うようにはいかないんでしょうね。
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spincity
IT・WEB・エンジニア
大企業ディスがすごかった
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masarukanno
マーケティング
ベンチャー企業と大企業のアライアンスを上手くコネクトさせる立場で仕事をしてみたいと思いました。現状大企業の立場として出来ることはなにか?を常に意識したいと思いました。
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iine
メーカー技術・研究・開発
スピード感、やる気、知識と経験、いずれも素晴らしいです。
大企業の社員が社内論理だけに目がいってしまい、世界と戦えていないことを認識した。
大企業、スタートアップに関わらず、世界で戦うことを意識して日々取り組みたい。
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kfujimu_0630
マーケティング
日本のベンチャーが世界で勝つには、日本の大企業と付き合うな。まさにその通りだと思った。圧倒的な時間感覚の差、エクスクルーシブ主義、マスマーケティング思考などでは会いいれることは難しいと思う。ただし、大企業といっても、その中のスタートアップであれば、独立したスタートアップと会い入れる可能性があると思う。なぜなら、大企業内とは言え、スタートアップを立ち上げている人達なら、同じような価値観で会話ができる部分もあると思う。価値あるベンチャーになって大企業にM&Aされることが最終目的なら話も変わってくると思うが、日本の大企業とは組めないという言葉には納得した。
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i_mash
マーケティング
ベンチャーと大企業のスピード感の違いは埋められないだろうという感覚が肌感覚で得られた。
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tama123
IT・WEB・エンジニア
とても面白いセッションでした。
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sphsph
メーカー技術・研究・開発
自分たちのアイデンティテイーをしっかり持ちつつ、柔軟になるところは柔軟に、スピード感は絶対、そんな冒険と安定部分とを並行で育てつつが必要なのかと思いました。
そこにたどり着くまでが大変です。
あと、日本制覇の延長が世界征服ではないことも理解できました。
ステップとしてはもちろんその道もあるんだけど。
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manabu_suezawa
経営・経営企画
日本発のベンチャー企業が世界で勝つためには日本の大企業と付き合うなではなく、日本独自の勝ちパターンを創造することを目指して、活動していきたい。
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teru_oga
経営・経営企画
世界で勝つための視点を持つ。
ハードルは高そうだが、そうありたい。
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tuna
金融・不動産 関連職
新しい世界観を生む働きこそがベンチャーに求められることだと再認識しました。
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koharu131
メーカー技術・研究・開発
チームJAPANとして同じ目線、スピード感、思考がないと勝ち残れないと感じた。
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ma70ka
営業
行き来すればいいんですよね、そういう社会にもうすぐと思いますが、もう少し若ければなあ、と思いつつ、今の年齢と立場だから、行き来のリスクもないのかなあーとも感じました。
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takahillow
営業
ケースバイケースで経営資源を配置する
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cozyhayakawa
営業
大企業側ですので、
・スタートアップとの協業を理解する窓口の人を決める
・理解してもらえない(時間がかかる場合、条件厳しい)ときは切り捨てる。
・大企業と協業するかどうかは世界で勝てるかどうかに視座を据える
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smrm1978
その他
【業務で活かせそうなポイント】
・大企業の中のエバンジェリストをどう選ぶか、いかに援護するかを考える
・新規性の高いサービスを導入している施設は、イノベーティブな製品の導入可能性が高い(SFDC→AWS→ソラコムの事例)
・大企業同士を戦わせる(交渉の手段として、同業他社はこう言っている、という情報をインプットする)
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suguro1
資材・購買・物流
ベンチャーとの協業を模索しているが、議論を拝聴する限り当社のスピード感とは次元が違う印象を受けた。
より権限委譲された環境づくり、ベンチャーカルチャーに長け、社内的影響力がある担当者の育成が急務と感じた。
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toshibon
営業
世界を目指す人と、まず国内からという考え。
様々な考えがあっても良いと思う。
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yui-chi
コンサルタント
ベンチャーとの付き合い方の参考になった。
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kzym
メーカー技術・研究・開発
大企業とベンチャーの「生きている時間軸」が違う,つまり,スピード感が違う,というお話でしたが,やはり,業界でも異なるし,背負っているものの大きさ,重さも異なるので,一概にスピードや新陳代謝だけで良し悪しは語れないのでは?と思いました.
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ni-ni-0319
マーケティング
やっぱり人か、、、と再認識。企業文化が違う会社がつきあう経験、方法をいくつか聞けたのがよかったです。最後の世界を目指すなら日本の大企業とつきあわない、、確かにその通り!
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tmurai
営業
日本企業が世界のベンチャーに勝つ方法、とよく考えるが最後の馬場さんのソニーの話に納得。そもそも世界で勝つべく勝負していないのでは、と思った。世界の起業家達は世界で勝つためにやっている。自分は日本国内の大企業に属している中、この日本の状況を打破するために如何に行動すべきか悩む。勝負していこうとする輪に関わっていく他無い気がする。
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ryukawahara
経営・経営企画
スピード感がない日本企業側のメンタリティも変わりつつあるが、まだまだ。スタートアップ扱う専任組織や目利きできる人の育成、獲得が急務。
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horisad
メーカー技術・研究・開発
時間軸の違い。大企業との組み方は要検討しないといけない。
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masamasa16
専門職
大企業もベンチャーもそれぞれの得意分野を活かしつつ連携すればいいと軽く思っていたが、実情はそれ程簡単ではなさそう。
ベンチャー企業の実践スピードや戦略的な大企業との付き合い方。社会変革に対する志の高さが気付きになりました。
もっと学んでスタートアップ企業の技術が広く世の中に役に立つ企画を実現して行きたいです。
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emma92
金融・不動産 関連職
大企業はスピード感がなければスタートアップから見向きもされなくなる。
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rhn721
資材・購買・物流
日本の大企業と付き合うな!には感じるものがあります。
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kuta_41
IT・WEB・エンジニア
業務でばりばりつかえそうである。
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pnda
メーカー技術・研究・開発
日本企業のスピード感のなさはまさにそのとおりだと感じた。リスクの回避志向が強いのだと思うが、これをどうすればよいか、さらに話を聞きたいと感じたとともに、改善する部分として考え、動く必要がある。
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patachan
資材・購買・物流
なるほどそういうことですね
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sakukoyo
経営・経営企画
弱点を補完することで成功へと繋がる
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kosasa
営業
時間軸の違い等、スタートアップ企業が大企業と付き合う中で感じている事がよく分かった。日常業務でベンチャーと組むケースは今のところほとんどないが、日頃からイノベーティブな活動をしているベンチャーとの付き合いは刺激になると思った。
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ken_mae
その他
大企業とベンチャー(スタートアップ)とはやはり随分と生き方というか判断基準が違うのだということが伝わってきました。確かにこれまでの自社のやり方でそれなりにうまく行ってきたから大企業で、そこでそれなりの地位になった人はやり方を変えたり、外部の価値観を取り入れたくないという習慣は意識的、無意識的にあると思います。逆に言えば、そこを理解して、やり方を考えればいろいろとチャンスがあるように感じました。
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kureson
マーケティング
エバンジェリストという考え方に共感。動きが遅く、組織が官僚化した大企業の中で革新を起こすには、どれだけ多くの外部リソースを使えるかというところに生き残る路があるように感じた。
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ot-take
メーカー技術・研究・開発
ベンチャーの方や他社の方と関わる時は、相手の文化を尊重する、押さえる人を押さえるを意識しようと思う。
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hiroyuki1981
金融・不動産 関連職
大企業側の立場としても、とても面白い内容でした。双方のシナジー効果をどうすれば発揮できるか。
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kunio920
クリエイティブ
まったく、同様な経験が多数あり、自分から変えて行く必要あり
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tk1982
金融・不動産 関連職
同年代のベンチャー経営者の話を聞けて非常に刺激になった。一旦やめた会社にベンチャー企業として取引を求めるて企業規模を拡大している点を聞くと、何もやめることは後ろ向きな事ではなく新たなチャレンジする姿を古巣に見せることにもなり、互いに刺激にもなって良いものである。ただベンチャーであるから、大企業と取引をして時間がかかりすぎたり色よい返事をもらえなければ相手にせず独自で取り組みというのは、勇気をもって取り組むベンチャー企業にとって必須の心構えであると感じた。
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a2000040b
営業
三者三様の考えがあり、大企業とベンチャー企業とのアライアンスに答えはないことが良くわかった。その中で共通していたのは、理解している人を作る(アサインする)ことだった。大企業の考えの枠に収めるのではなく、大企業では出来ない枠組み、スピードで動かすことを前提にしないといけない。
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hayato_0831
メーカー技術・研究・開発
馬場さんの大企業に対してのコメント(例.「国内の大企業なんかと付き合うな」、「ベンチャーと時間軸が違うことに対しては時間の無駄」)は聞いてて気持ちがいいものがあった。しかもそのコメントを発している馬場さん自身が大企業に属しているといった痛快さ。全体通して、特に印象に残ったコメントは、『大企業)2年かけて検討します。⇒ベンチャー)2年の間に何度死にかけるかも知れない』。コメントからもスピード感をもって、且つ強い当事者意識で働く(働かざるを得ない)理由がよく分かりました。
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kiichi1011
資材・購買・物流
世界で勝つにはまだまだ日本の大企業のスピード感では勝てないんだということがよくわかりました。
自社でも社内の空気感含めて改革が必要だと痛感しました。
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yhataya
資材・購買・物流
大企業とベンチャー、世界と日本、スピード感の違いとかありますが、その人の取り組み方が大事なのだと思いました。
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hana-1323
その他
型にとらわれてはいけない。その場所で臨機応変に変化し続けることが大事だと感じた。
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masa_9681
メーカー技術・研究・開発
「世界で勝つことを目指すベンチャーは日本企業のプロコトルに縛られるな」というのは、本当にその通りだと思いました。キングダムの100人将もわかりやすい例えでした。勝って生き残っていきながらどうやって、ビジネスを広げていくのか、結局は人と人の交渉や対話になってくるというのも面白い。
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sai-3448
人事・労務・法務
今回学んだことを参考にしたいと思います。
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