LuckyFMが茨城だけでなく首都圏でも聴取可能に
茨城放送から、本日プレスリリースが出された。本文には以下骨子が記載されていた。
- 「周波数88.1MHz、出力100ワット」の条件で予備免許を交付されました。
- 送信場所はつくば市で、これにより県南地域の難聴が大きく改善され、結果としてNACK5、ベイエフエム、FMヨコハマに続き首都圏でも聴ける4つ目の県域FM局になる予定です。
- 電波拡大を記念し、茨城県出身のお笑い芸人・ピースの綾部祐二さんと渡辺直美さんが出演する特番「ピース綾部&渡辺直美の『ヤバいぜ茨城、LuckyFM』」を7月14日(日)14:00-15:00に放送予定です。お二人の茨城の思い出からニューヨークの生活までノンストップで60分語り尽くします。
- また、首都圏を意識した番組作りの一環として、お笑い芸人オズワルドがパーソナリティを務める音楽番組、「レバレジーズpresents MUSIC COUNT DOWN 10&10」の放送をスタートしました。(毎週日曜15:00-17:00)。
電波拡大により、一層パワーアップしたLuckyFM茨城放送の新たな挑戦にご期待ください!、とのことだ。
(洋楽邦楽2時間カウントダウン番組『レバレジーズpresents MUSIC COUNT DOWN 10&10』パーソナリティのオズワルド)
僕は、実は2019年11月に、テレビ・ラジオを含めて茨城県で唯一の県域放送局である茨城放送の経営権を、朝日新聞社&日刊スポーツ社から取得していたのだ。
(参考)茨城放送の株式を取得、地方発メディアカンパニーの魁モデルを創る|知見録
その背景には、水戸を良くしたいというふるさとへの思いがある。参考までに2016年2月から始めた水戸ど真ん中再生プロジェクトの様子も紹介する。茨城放送の買収は、その第9弾に位置するプロジェクトだ。
(参考)水戸ど真ん中再生プロジェクト
その後、頑張ってきた結果、茨城放送は首都圏をカバーする「LuckyFM」としてリニューアル開局することになった。ちなみにラッキーFMは、「いばラッキー(茨城)」からネーミングされた。また実は首都圏や茨城地域だけでなく、栃木、群馬、埼玉、千葉県北部まで聴取可能となっている。
今までと比べ、戦略的に重要な首都圏を含む関東全域をほぼカバーすることができ 、しかも電波域の人口が数倍増えることになった(2000万人超!?)。そこで、限られた放送の時間枠を親しい仲間に内々で紹介し始めたところ、既に、DMM、住友不動産、丸井、マネーフォワード、レバレジーズ、セブン&アイ、ブシロード等が番組へのスポンサーを決定してくれた。この場を借りて感謝したい。
88.1(ヤバい)&94.6(クシロ)で続々番組開始!
グロービスは既に、10分枠と30分枠をスポンサー決定済みで、次の番組を放送している。
①昨年4月に始めたのが、10分番組の「みんなの相談室」。
②さらに昨年10月より、30分番組も開始した。
田坂広志氏、妹島和世氏(僕の高校の先輩)、冨山和彦氏、藤田晋氏、三木谷浩史氏、星野佳路氏、千本倖生氏、猪子寿之氏、他
(グロービスは、これらコンテンツの音声はLuckyFMで流し、動画をYouTubeやグロ放題にて提供している)。
そして、今年4月から開始した「ダイバーシティニュース」が画期的だ。毎週月~木まで、曜日ごとに、社会・政治・経済・エンタメと異なる4つのジャンルにより視野を広げ、毎週変わるコメンテーターから多様な視点を学ぶことができる。しかもそれを音声(ラジオ&Radiko)、動画(YouTube)、そしてテキスト(GLOBIS知見録)となどの多様なメディアを通して知ることができる新しいタイプのニュース番組なのだ。コメンテーターには、乙武洋匡さんや津田大介さん、相川七瀬さんといった識者が揃っている。多様で個性的な発言が聞ける60分だ。
(『ダイバーシティニュース』月曜日「社会」コメンテーターの乙武洋匡さんとキャスターの丸山裕理さん)
開局の目玉は、なんといっても特番「ヤバイぜ茨城、LuckyFM」だ。出演は、渡辺直美さんとピース綾部さんだ。初回は、7月4日(日)
一足はやく始まったオズワルドの「
ヤバいとは、周波数の88.1だ。同時に「クシロも茨城、
関東鉄道と茨城交通でのラッピングも始まった。
新生、LuckyFM 茨城放送は、今後ともガンガンに積極的に攻めていく予定だ。既に毎日朝から深夜0時まで(土日は深夜11時半まで)ほぼ全ての番組が自主制作になっている。深夜番組を制作するのもニュース番組を放送するのも、どちらも20年ぶり以上のことだ。
LuckyFM 茨城放送のビジョンは、「地方メディアの魁モデル」を作ることだ。大いに期待して欲しい。