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時価総額1兆円企業を目指して――第5回G1ベンチャーまとめ

投稿日:2018/06/19更新日:2019/04/09

第5回目となる「G1ベンチャー」が、6月17日(日)にグロービス経営大学院で開催されました。今回のテーマは、「時価総額1兆円企業を目指して」です。熱い議論が交わされた1日を写真で振り返ります。

6月16日(土)

G1ベンチャーの前夜レセプションは、登壇者とボードメンバーをご招待して、我が家でホームパーティ。フードは、築地直送のお寿司とイタリアンです。ドリンクは、シャンパンと獺祭と茨城直送の常陸野ネストビールです。

45名近くの登壇者が集いました。新進気鋭の起業家が多数集っています。

6月17日(日)

●第1部全体会は「1兆円企業をつくるための5つの鍵」です。スピーカーはリクルートホールディングスの峰岸真澄氏、モデレーターは僕です。

●第2部全体会は「時代の先を読む~メガベンチャーを生み出す極意とは~」です。スピーカーはレノバの千本倖生氏、モデレーターはサキコーポレーションの秋山咲恵氏です。

●第3部分科会Aは「M&Aによる成長戦略~1兆円を狙う戦略とは~」です。パネリストはLIFULLの井上高志氏、ホットリンクの内山幸樹氏、エボラブルアジアの吉村英毅氏、モデレーターは三菱UFJモルガン・スタンレー証券の重富隆介氏です。

●第3部分科会Bは「リアル・ネット・流通~激変するリテールコマースの未来~」です。パネリストは丸井グループの青井浩氏、セブン&アイ・ホールディングスの伊藤順朗氏、ヤマトホールディングスの牧浦真司氏、アスクルの吉岡晃氏、モデレーターはイー・ロジットの角井亮一氏です。

●第3部分科会Cは「企業価値1兆円を目指す組織・人材戦略とは」です。パネリストはサイバーエージェントの曽山哲人氏、じげんの平尾丈氏、リクルートマーケティングパートナーズの山口文洋氏、モデレーターはプロノバの岡島悦子氏です。

●第3部分科会Dは「仮想通貨の課題と未来の可能性」です。パネリストは京都大学公共政策大学院の岩下直行氏、ビットバンクの廣末紀之氏、森・濱田松本法律事務所の増島雅和氏、モデレーターは福岡市長の高島宗一郎氏です。

●第3部分科会Eは「成長を続ける動画マーケット~トップランナーの次なる一手とは~」です。パネリストはミラティブの赤川隼一氏、ワンメディアの明石ガクト氏、Viibarの上坂優太氏、SHOWROOMの前田裕二氏、モデレーターはグロービス・キャピタル・パートナーズの高宮慎一です。

●ランチタイムは20のチームに分かれ、弁当を食べながら「1兆円企業を生み出す鍵」についてディスカッションしました。

●第4部分科会Aは「時価総額1兆円を育てるための金融・資本市場の役割とは」です。パネリストは東京証券取引所の小沼泰之氏、JPインベストメントの清水時彦氏、UBS証券の武田純人氏、モデレーターは年金積立金管理運用独立行政法人の水野弘道氏です。

●第4部分科会Bは「マスメディアのディスラプト~テクノロジー×ニュースメディアの未来~」です。パネリストはユーザベースの稲垣裕介氏、スマートニュースの鈴木健氏、日本経済新聞社の関口和一氏、ジェイ・キャストの蜷川聡子氏、モデレーターはTABI LABOの久志尚太郎氏です。

●第4部分科会Cは「日本のシェアリングエコノミースタートアップから1兆円企業は生まれるか」です。パネリストはエアークローゼットの天沼聰氏、akippaの金谷元気氏、Airbnb Japanの田邉泰之氏、モデレーターはガイアックスの上田祐司氏です。

●第4部分科会Dは「1兆円を目指すSaaSカンパニー~規模化をどう実現するか~」です。パネリストはSansanの寺田親弘氏、ネオキャリアの西澤亮一氏、ブイキューブの間下直晃氏、モデレーターはワークスアプリケーションズの牧野正幸氏です。

●第4部分科会Eは「大企業×ベンチャーの共創~企業価値を高めるコラボレーションのあり方とは~」です。パネリストはKDDIの江幡智広氏、トヨタ自動車の鯉渕健氏、ソラコムの玉川憲氏、モデレーターはグロービス・キャピタル・パートナーズの今野穣です。

●第5部分科会Aは「1兆円企業を生み出すためにベンチャーキャピタルが出来ること」です。パネリストはシニフィアンの朝倉祐介氏、グリーベンチャーズの堤達生氏、スクラムベンチャーズの宮田拓弥氏、モデレーターはグロービス・キャピタル・パートナーズの仮屋薗聡一です。

●第5部分科会Bは「テクノロジー×デザインによるイノベーションの加速」です。パネリストはメルカリの小泉文明氏、Takramの田川欣哉氏、アイスタイルの吉松徹郎氏、モデレーターはA.T. カーニーの梅澤高明氏です。

●第5部分科会Cは「IoT時代のビジネスモデルと成長戦略~日本発ハードウェアベンチャーの挑戦~」です。パネリストはABBALabの小笠原治氏、フォトシンスの河瀬航大氏、ブイキューブロボティクスの出村太晋氏、Global Mobility Serviceの中島徳至氏、モデレーターはグロービス・キャピタル・パートナーズの湯浅エムレ秀和です。

●第5部分科会Dは「テクノロジーが変えるキャッシュレス決済の未来」です。パネリストはメルペイの青柳直樹氏、BASEの鶴岡裕太氏、三井住友銀行の村嶋健氏、モデレーターはマネーフォワードの辻庸介氏です。

●第5部分科会Eは「バイオテクノロジーが創り出す新たな世界」です。パネリストはSpiberの関山和秀氏、協和発酵キリンの花井陳雄氏、リバネスの丸幸弘氏、モデレーターはユーグレナの出雲充氏です。

●第6部分科会Aは「PMIの本質~シナジーを最大限に生み出し、成長のスピードを高める鍵とは~」です。パネリストはマイネットの上原仁氏、ヤフーの田中祐介氏、楽天の山田善久氏、モデレーターはオイシックスドット大地の高島宏平氏です。

●第6部分科会Bは「AIが生み出す創造と破壊~1兆円企業をどうつくるか~」です。パネリストはABEJAの岡田陽介氏、ブレインパッドの草野隆史氏、Gunosyの福島良典氏、モデレーターは経営共創基盤の木村尚敬氏です。

●第6部分科会Cは「すべての産業がディスラプトされる未来」です。パネリストはみんれびの芦沢雅治氏、ラクスルの松本恭攝氏、リノベるの山下智弘氏、モデレーターはグリーの田中良和氏です。

●第6部分科会Dは「世界を変える日本発のヘルスイノベーション」です。パネリストはメドレーの瀧口浩平氏、カケハシの中尾豊氏、湘南ヘルスイノベーションパークの藤本利夫氏、モデレーターは武田薬品工業の平手晴彦氏です。

●第6部分科会Eは「ゲームの勝者は誰か~飽和する市場で時価総額1兆円を実現する戦略とは~」です。パネリストはgumiの國光宏尚氏、セガサミーホールディングスの里見治紀氏、アカツキの塩田元規氏、モデレーターはドリコムの内藤裕紀氏です。

●第7部G1メディアアワード授賞式に松本零士氏が登場。【特別賞】を受賞されました。【創造と変革部門】は日本経済新聞社の岡田直敏氏(写真は代理の渡辺洋之氏)、【海外発信部門】はライゾマティクスの齋藤精一氏と真鍋大度氏が受賞されました。

●第8部全体会は「進化するコンテンツとメディアそして社会」です。パネリストはライゾマティクスの齋藤精一氏、漫画家の松本零士氏、日本経済新聞社の渡辺洋之氏、モデレーターは僕が務めました。

●クロージングセッションでは、ボードメンバーの皆さんから総括のコメントをいただきました。この後のラテンナイトを控えて、ラテンのいでたちです。

●懇親会はラテンナイトです。なぜラテンナイトかと言うと、昨年の手巻き寿司パーティが好評で、「巻き物」がいいねということになり、寿司以外の巻き物は「タコスだ」となり、タコスナイトからラテンナイトになりました。

●サルサで2年連続日本1位になり、昨年の大会では世界3位になったルイカル&ゆういのペアが、素晴らしいダンスを披露してくれました。

時価総額1兆円企業になるために

テクノロジーの進化はグローバル化、規模化を容易にし、今や世界的な規模がないと戦えない時代となりました。グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフト、アリババ、テンセントは日本企業の遥か先を行っています。

1兆円企業を目指すために僕らは、「何のために起業したのか、そのミッションに立ち返り、 マーケットを常に再定義しながら世界一を目指していく」「圧倒的にイノベーティブなプロダクトをつくり続け磨きつづける」「早い段階からグローバルを意識し世界に打って出て、海外M&Aではターゲットとの関係性を築いた上で買収をはかっていく」そして「常に変化を続けられる組織をつくる」といった、多くの学びを得ました。

グローバルな競争が激しい時代だからこそ、僕ら起業家は目標を高く持ち、早い段階から世界で戦う意識を持ち、能力を身につけ、戦略を確実に遂行していきましょう。

なお、セッションの様子は一部を除き後日GLOBIS知見録で動画配信する予定です。ぜひご期待ください!

2018年6月18日
自宅にてツイッターや写真をもとにコラムにまとめました
堀義人

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