グロービス豆知識(その2)〜社員旅行はどうして始まったのか? 

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「社員旅行はどうして始まったのか?」

 僕自身は、前職での社員旅行の苦い経験のために、社員旅行をしたいとはまったく思っていなかったのが本音です。

前職での社員旅行では、若手社員が何から何まで手配して、部長を含めてお偉方が好き勝手なわがままを言いつける。基本的には全員参加が原則で、集団で移動して、夜は宴会。また、若手が期待されている役割が決まっていて、その役割に従って行動することも期待されている。少しでも違うことをすると「生意気だ」ということになる。女性社員は、酒のお酌を暗黙の了解のもと強制される。夜は、麻雀をして翌朝、また集団で一緒に帰る。正直いってつまらなかったし、「もう二度と参加するものか」と思いました。

その苦い経験があったので、グロービスでは社員旅行を基本的にはやりたくなかったのですが、意外にも、「行きたい」という声が日増しに高まり、「社員旅行ぐらいする会社にしてよ」という声におされて、結局実施することとしました。

ただし、その際に、僕は以下の条件を提示しました。

①原則自由参加(行きたい人だけ行けばよい。行きたくない人には強制しない)。
②集団行動はしない(行きも帰りも自由。飛行機・車・船・自転車・ヒッチハイ
クなど何でも自由で、日程も前後に自由に組んでよい)。
③拘束時間は、日曜日の夜の食事(午後6時〜8時)だけで、そのときだけはみ
な一緒にする。それ以外の時間は、釣りをしようが、ゴルフをしようが、何でも
自由とする。
④家族およびSignificant Othersの同行も自由(同行者の分は、半額補助)。

ちなみに、僕は今回は、家族連れで参加する予定です。行きは土曜日夕方発の夜行列車のカシオペアで、翌朝に札幌につく予定です。札幌のあとは、富良野でのんびりして、帰りは一週間後の日曜日のエアで帯広から帰る予定です。

GMSのスクールが土曜日終日と月曜日夜に開催されるので、必然的に日程は日曜月曜の1泊2日と確定しました。月曜日の昼間は、会社を閉めることになりますが、原則「創立記念日」ということにすれば、問題ないと判断したからです。

ちなみに、グロービスの創立記念日は、結局8月1日となっています。本来は、会社が設立された日か、あるいはサービスを開始した日を節目にすべきかと思いますが、双方とも意識のうえでの「創立」とかけ離れていました(会社を創ったのは、商法が改正される前の89年末でした。サービス開始は、僕が住友商事に在職中でした)。結局、僕が前職を退職して、100%フルコミットになった92年8月1日を創立日とするのがベストだと判断しました。

したがって、社員旅行中の8月第一月曜日を対外的に創立記念日と言っても、おかしくはないのです。ちなみに、今までの社員旅行先を列挙します。

1995年 金沢
1996年 箱根
1997年 初島(熱海沖合)
1998年 大沼(北海道)
1999年 沖縄
2000年 札幌

 今年も楽しみましょう  。

 

京都大学工学部卒、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。住友商事株式会社を経て、1992年株式会社グロービス設立。1996年グロービス・キャピタル、1999年 エイパックス・グロービス・パートナーズ(現グロービス・キャピタル・パートナーズ)設立。2006年4月、グロービス経営大学院を開学。学長に就任する。若手起業家が集うYEO(Young Entrepreneur's Organization 現EO)日本初代会長、YEOアジア初代代表、世界経済フォーラム(WEF)が選んだNew Asian Leaders日本代表、米国ハーバード大学経営大学院アルムナイ・ボード(卒業生理事)等を歴任。現在、経済同友会幹事等を務める。2008年に日本版ダボス会議である「G1サミット」を創設。2011年3月大震災後に、復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げ、翌年一般財団法人KIBOWを組成し、理事長を務める。2013年6月より公益財団法人日本棋院理事。いばらき大使、水戸大使。著書に、『創造と変革の志士たちへ』(PHP研究所)、『吾人(ごじん)の任務』 (東洋経済新報社)、『人生の座標軸』(講談社)等がある。

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