2016年1月22日~24日に堀義人がピックアップしたニュースです。
「日本で働きたい」2割のみ 外国人留学生の支援団体調査(日本経済新聞)
[堀コメント]「8割が日本で住みたいけど、2割しか働きたく無い」との結果。これは、大学側に問題があると思う。魅力的な職業機会を提供するキャリアデーなどの試みを留学生向けにしているのだろうか?
グロービス経営大学院に留学してくる学生(英語フルタイムのMBA生のうち96%が海外から)は、ほぼ「住みたい=働きたい」だ。年収も平均で60%も上がっている。大学側が日本企業の魅力を見せる努力をもっとするべきだと思う。
「第4次産業革命」新事業期待、雇用に懸念 ダボス会議(日本経済新聞)
[堀コメント]今、ダボス参加中です。僕が感じたキーワードは3つです。
「政治の内向き化」
「国際的リーダーの不在と漂流」
「テクノロジーの変化への危機意識と興奮」
詳細は、帰路の飛行機の中で、コラムとしてまとめます。
ブルームバーグ前NY市長、大統領選出馬を検討 米紙報道(AFP)
[堀コメント]ダボス会議でも話題が出ていた。ヒラリーがサンダースに対抗するために左傾化し、トランプが右にいる。そうなるとど真ん中が丸空きになる。そこをマイケル・ブルームバーグが狙ってくると。出馬する可能性は高いと思います。
甘利氏「総理にご迷惑、じくじたる思い」 ダボス会議で(朝日新聞)
[堀コメント]甘利大臣には、厳しく難しい状況の中、ダボス会議に参加されたことを、ダボス会議日本メンバーの一員として、先ずは感謝をしたい。その上で、このやりとりには、それこそ「じくじたる思い」を感じる。
ダボス会議の場は、世界の問題を語る場で、個人的問題を釈明する場では無い。このセッションの最前列にいたが、このモデレータの唐突な質問には違和感を抱いた。日本経済の未来を語る場であって、個人的問題の質問をする場では無い。記者が質問してもいいが、モデレータが質問すべき問題では無い。ダボス精神に反しているのが、残念だった。
でも、セッションはとても良かったと思います。
米グーグルは「アンドロイド」で約3.65兆円の収入-オラクル弁護士(Bloomberg)
[堀コメント]重要なポイントは、この3.65兆円にも上る収入(ほとんど粗利)がどこで税金を納めているかだ。日本での収入はしっかりと日本で納めて欲しい。
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※この記事は、NewsPicksの堀義人のコメントを再編集したものです。