2016年1月7日に堀義人がピックアップしたニュースです。
「EdTech」ではオンライン学習の利用が多様化する(小宮山利恵子)(NewsPicks編集部)
[堀コメント]これ事実です。⇒「グロービス経営大学院では、通学MBAの女性比率が約2割というなかで、オンラインMBA開学後は育休ママのチャレンジが増えている」。面白いことに、リアルの教室では女性が発言しにくい様ですが、オンラインでの議論になると女性の発言が活発になります。いい傾向です。
日本にはなぜ“IT音痴社長”が多いのか 分からないなら「勉強すべき」(キーパーソンに聞く)(ITpro インタビュー)
[堀コメント]日本のリーダーよ、長谷島さんの話に耳を傾けよ。
⇒「まずは、テクノロジー起点で企業経営を考えること。最新技術を自社のイノベーションにどう活用するか。既存のビジネスモデルをどのように変革し、新規事業を創出するのか。視点を変える時期が来たのだと思います。 デジタル化は経営の最優先課題です。遅かれ早かれ、大きな影響を受けることは間違いない。屁理屈をこねて「やるか」「やらないか」を議論する時間があるなら、どう取り組むかを一刻も早く考えるべきです。 デジタル化は今後の競争力の源泉になるはずなのに、それを担うべき情報システム部門が力を失っています。どのような体制やプロセスでデジタル化を進めていくのか、経営者はしっかり意志決定してほしいし、口を出してほしいと思います。これまでのような「丸投げ」では、IT音痴と言われても仕方ないでしょう。」
グロービスは今年、「テクノベート」科目を始めます。「アルゴリズムとシステムアーキテクチャ」、「テクノロジーとビジネスモデル」、「人工知能と経営」、「デザインと経営」、「データドリブンマーケティング」などです。
世界経済の成長率予測を下方修正 世界銀行(NHKニュース)
[堀コメント]世界全体で0.4%下方修正して、2.9%成長とのこと。米国が、2.7%、日本が1.3%との予測。一方、新興国はブラジルはマイナス2.5%、ロシアはマイナス0.7%と2年連続のマイナス成長を予測し、中国が6.7%成長の見込みだ。 中国の統計への信ぴょう性が無いから、実態はもっと悪いだろう。新興国が悪化しているので、日米独が世界成長の鍵となる。日本がその中でGDP600兆円を目指すのは、良い目標だと思う。高い目標に向かって、各自・各企業が成長したいですね。
革新機構、東芝・シャープ新会社出資は「検討に値する」(朝日新聞デジタル)
[堀コメント]僕は、革新機構による大型案件への出資は賛成だ。結局、1兆円ものファンド規模があると、数億円単位のベンチャー出資では2000件もの投資先企業が必要になる。ハンズオンでボードに入るとなると、キャピタリストが数百人必要となる。そんなに優秀な人材もいないし、育成もできない。
結局、革新機構は、再生機構などと同じく、民間が手を出しにくい大きな案件でリターンを生み出すと思う。ベンチャーへ出資するなら直接ではなく、1000億円単位でAICなどのファンズオブファンズに投資して、十億円単位のVCへの小口出資を任せればよかった。今や、残りの投資期限の関係で、VCへの小口出資も難しいと思う。
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