山口英彦 グロービス経営大学院 教員
サービスを制するものは、ビジネスを制する Part5/6
パネルディスカッション 「サービスの現場」と「経営」をつなぐダイバーシティの組織運営
日本サブウェイの庵原氏とクラブビジネスジャパンの岩井氏がグロービスの山口と対談。サービス提供現場と経営における組織の課題、解決に向けた取り組みについて(肩書きは2015年2月13日登壇当時のもの。視聴時間13分12秒)。
スピーカー
山口 英彦
グロービス経営大学院 教員
庵原 リサ
日本サブウェイ株式会社
取締役営業統括本部長
岩井 智子
株式会社クラブビジネスジャパン 取締役
【ポイント】
・本部と現場の考え方の違いが顕著。本部の人員を中途採用すると、現場の人間の将来のポストを奪ったと思われる節もある。人材育成は時間がかかり、ジレンマがある(庵原氏)
・経営は親会社のため、現場の理解が少ない。また現場から経営層を目指そうという人も少ない(岩井氏)
・体を動かす仕事なので、出産を機にやめる人が多かった。今は復帰できるようになってきた(岩井氏)
・年上の男性、現場が長い人が部下になることがある。覚悟を決めて、話して自分を知ってもらい、相手を理解するということの積み重ね(庵原氏)
・与えられた環境で実績を出すことで、次の世代につなげることができると思ってきた(岩井氏)
・サービスの現場で責任者になったら、自分がいなくても問題なく回る職場をつくることを念頭に、人材育成や標準化を行うことが大事(山口)