景気悪化などの影響を受け、外食を控えているという人が多いようだが、「全く行かなくなった」という人は少ないのでは。実際に外食をする際、予算をどのくらいに設定している人が多いのだろうか?
外食にかける予算について聞いたところ「3000円」が最も多く30%、次いで「5000円」(26%)、「2000円」(18%)、「4000円」(16%)であることが、試食会情報Webサイト「試食会.jp」を運営するリゾルブの調査で分かった。20代〜50代の約半数(48%)が1度に使う外食予算を3000円以下に設定。3000円以下と回答した人を年代別で見ると、20代が52.3%、30代が43.9%、40代が50.1%、50代が57.4%と、20代と50代の“財布のひも”は固い傾向がうかがえた。
年代別での外食にかける予算(出典:リゾルブ)
「経済不況による生活不安から、外食予算における消費者の『節約志向』が一段と高まっている。飲食店にとっては、どれだけ消費者の節約志向を受け入れられるサービスを提供するかが生き残りの分かれ道」(リゾルブ)としている。
インターネットによる調査で、2799人(男性255人、女性2544人)が回答した。調査期間は2008年12月23日から2009年2月5日まで。
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