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MBA経営辞書「GRP」

投稿日:2013/06/10更新日:2019/04/09

GRP(Grossratingpoint)

一定期間に流したCM1本ごとの視聴率の合計。リーチ(広告の到達率)とフリークエンシー(広告接触の頻度)の積で、自社が行ったテレビ・ラジオ広告に対してどれだけの顧客が接触したかを表す。

たとえば、視聴率10%のテレビ番組で広告を200回流した場合、GRPは2000%(10×200)となる。仮に1000人を対象に視聴率調査を行っていたとすると、すべての顧客が自社広告を2回見た、あるいは、200人の顧客が自社広告を10回見たなどと解釈することができる。

GRPは、広告投資の規模を決める際の目安となる。過去に行った既存商品の広告宣伝活動から、GRPと市場シェアの関係を分析し、大まかな数値をつかんでおくとよい。かつては、新商品を投入する場合、3000%程度のGRPが必要と言われていたが、ネット広告など媒体が多様化する中で、こうした目安も変わりつつある。GRPはまた広告の実施後に、広告投資効果を検証する際にも活用できる。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約800語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

  • 嶋田 毅

    グロービス経営大学院 教員/グロービス 出版局長

    東京大学理学部卒、同大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社。累計150万部を超えるベストセラー「グロービスMBAシリーズ」の著者、プロデューサーも務める。著書に『グロービスMBAビジネス・ライティング』『グロービスMBAキーワード 図解 基本ビジネス思考法45』『グロービスMBAキーワード 図解 基本フレームワーク50』『ビジネス仮説力の磨き方』(以上ダイヤモンド社)、『MBA 100の基本』(東洋経済新報社)、『[実況]ロジカルシンキング教室』『[実況』アカウンティング教室』『競争優位としての経営理念』(以上PHP研究所)、『ロジカルシンキングの落とし穴』『バイアス』『KSFとは』(以上グロービス電子出版)、共著書に『グロービスMBAマネジメント・ブック』『グロービスMBAマネジメント・ブックⅡ』『MBA定量分析と意思決定』『グロービスMBAビジネスプラン』『ストーリーで学ぶマーケティング戦略の基本』(以上ダイヤモンド社)など。その他にも多数の単著、共著書、共訳書がある。
    グロービス経営大学院や企業研修において経営戦略、マーケティング、事業革新、管理会計、自社課題(アクションラーニング)などの講師を務める。グロービスのナレッジライブラリ「GLOBIS知見録」に定期的にコラムを連載するとともに、さまざまなテーマで講演なども行っている。

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