サクセッション・プランニング(successionplanning)
現在あるポジションの後継者を、計画的に育てていくこと。
採用と配置を考える時、従業員個人やそのキャリアから発想する「人ありき思想」と、必要とされる職務から発想する「ポジションありき思想」の2つがある。サクセッション・プランニングは「ポジションありき思想」の人事計画の1つである。
サクセッション・プランニングとは、あるポジション(例えば「○○事業部長」など)を取り上げ、短期・中期・長期それぞれの視点で潜在能力を持っている候補者をリストアップし、そのポジションに就くまでに必要なトレーニングや業務経験を積ませていくものだ。これは健全な「人のフロー」を推進するために必要不可欠である。
サクセッション・プランニングの運用にあたっては、自社を取り巻く環境変化により、各ポジションに求められる要件に変化が起こっていないか、当初計画したプランがどこまで進捗しているかを検証することが重要となる。