越智光夫

越智光夫

広島大学学長

愛媛県今治市出身。広島大学学長。整形外科医、専門は膝関節外科。広島大学医学部卒業後、整形外科に入局し手の外科の世界的な権威、津下健哉教授に指導を受ける。1983年からヨーロッパに留学。島根医科大学教授などを経て、2002年に広島大学大学院医歯薬学総合研究科教授に就任。2009年5月ハーバード大学MGH客員教授。三次元自家培養軟骨移植の開発などの功績により、2004年に内閣府の産学官連携功労者表彰「日本学術会議会長賞」を受賞。この治療法は、2013年４月日本発の再生医療で初めて保険適用となった。その後、磁石を用いた関節鏡下の低侵襲な軟骨治療開発。2010年と2020年に文部科学大臣表彰「科学技術賞」、2015年に紫綬褒章を受章。2015年より現職。