会計を勉強し始めたけれど、用語が多過ぎて覚えきれないという方は多いのではないでしょうか。そこで、GLOBIS知見録の人気コラム「意外に知らない!基本の会計用語」から、2016年に最も読まれた記事ベスト10をご紹介します。B/SやP/Lを作成する際に悩む費目やニュースでよく目にする会計用語がランクインしているので、まずはこの10記事の会計用語だけでも、おさらいしてみてはいかがでしょう?
1位: 「減損損失」って何?
「減損損失」は企業の決算発表のニュースでよく登場する会計用語です。当初の計画どおりに固定資産が稼働せず、投資したおカネの回収が見込めなくなる場合に損失として処理します。P/L上では「特別損失」に区分されます。
2位: 「特別損失」って、何が特別なの?
「特別損失」も、ニュースでよく見かける会計用語の一つです。固定資産の売却や除却による損失、投資有価証券の売却による値下がり損、事業リストラに伴う構造改革費用や特別退職金など、発生原因が会社にとって非常に稀で金額的にも多額である場合に計上します。
3位: 子会社、関連会社、関係会社、グループ会社の違いって何?
何気なく使っているこれらの呼び名、定義をご存知でしょうか。議決権の割合など法律での定義はありますが、会計ルールではより実態に沿った定義付けをしているため、違いをぜひご確認ください。