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リーダーが必ず身につけたいメンタルヘルスの基礎知識

投稿日:2016/04/08更新日:2019/04/10

グロービス特別セミナー

2015年、職場にストレスチェックが導入された。これからは同じ職場から「うつ」を2人以上出すとリーダー失格!?という時代がやってくる。うつを未然に防ぐためにリーダーの安全配慮義務として何をしていけばよいのか。うつの種類、典型的な症状、防ぐためにリーダーが知るべきこと、備えるべき資質。35年間メンタルヘルスに向き合ってきたグロービス経営大学院の佐藤隆が説く(肩書きは2016年2月8日登壇当時のもの)。

<動画冒頭をテキストでご紹介>

佐藤氏: ただいまご紹介に預かりました佐藤でございます。今日は大変寒い中、足を運んでいただき、ありがとうございます。私は川﨑にあります日本鋼管病院でメンタルヘルスを始めて45年になります。川﨑の日本鋼管病院は産業メンタルヘルスの発祥の地なんですね。ですから日本で最初にメンタルヘルスを始めたところになっております。ちょうど5年前にこの席に立ちました。5年前、何があったかというと3.11東日本大震災で、
すぐにPTSD対策を依頼され、2年間に渡って福島、宮城、岩手でメンタルヘルス対策をしてきました。ちょうどこの場に立ちますと、当時の事を思い出します。

もう一つはカナダストレス研究所というものがありまして、1936年にストレス学説を発表したのがハンス・セリエ博士です。セリエ博士の研究所で30年以上、共同研究をしております。やっぱり日本よりもかなり進んでいまして、今ではカナダストレス研究所で働いていることを大変誇りに感じています。

今日は「リーダー」として、メンタルヘルスをこれからどう考えていくか、という事になるかと思います。ストレスチェックが義務化されましたよね。ストレスチェックが何かと言いますと、こんな事なんです。ちょっと頭の中でこの1ヶ月に感じたストレスを考えてみていただけますか。こういう質問がストレスチェックの質問になります。1ヶ月で一つだけご自身が感じたストレスがありましたら、お隣の人と差し支えない範囲で話していただけますか?このような質問を55項目取って、高ストレス者を出して、医師の面接指導にかけてアシスメントするという制度なんですね。(この続きは動画でご覧ください)

  • 佐藤 隆

    グロービス経営大学院 教員

    日本のメンタルヘルス黎明期より日本鋼管病院の精神衛生室及び同社人事部兼務にて、メンタルヘルス等の職務に40年以上携わる。東海大学短期大学部にて学科長を務める。学術活動として300社以上の企業を対象にリーダーシップ 及び、管理職のメンタルヘルスに関する調査研究を実施。また、多数の企業における人事部・管理職向け研修や人事システム立案に携わる。 現在、グロービス経営大学院大学に所属。他にハンス・ セリエ財団カナダストレス研究所客員研究員や財団法人パブリックヘルスリサーチセンター付属ストレス科学研究所客員研究員、総合心理教育研究所代表、自治大学校非常勤講師、地方公務員安全衛生推進協会非常勤講師を務める。また、産業ストレス学会、産業精神保健学会員、産業組織心理学会員。臨床心理学、精神保健学等を専攻。 主著「臨床心理学とストレス科学」(エイデル出版)、共著「産業・組織心理学入門」等。臨床心理士、精神保健福祉士取得。日本心理臨床学会会員、日本ストレス学会等会員。

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