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大峯千日回峰行を経てたどり着いた境地~大阿闍梨・塩沼亮潤氏

投稿日:2016/12/05更新日:2019/04/09

G1中部2016
第4部オープンシアター「挑戦の物語~大峯千日回峰行を経てたどり着いた境地」

往復48キロの山道を16時間かけて来る日も来る日も歩き続ける「大峯千日回峰行」、その後、9日間の間断食、断水、不眠、不臥を続ける「四無行」。1300年の歴史で成し遂げた修行僧は2人しかいない。挑戦の先に見えた風景とは。(肩書きは2016年10月15日登壇当時のもの)

<動画冒頭をテキストでご紹介>

塩沼氏: 今日は時間がないので行の話にスパンと入りたいと思います。今、お話を伺いながら、自分の人生とは一体何だったのかと考えると、大きな、叶うか叶わないかくらいの夢に向かって歩んだ「千日回峰行」という行だったのだと思います。
どういう修行かというと、1日48キロの山道を16時間かけて歩きます。起床する時間が深夜の11時30分、滝に入って身を清め装束を整え、山に出発する時間が0時30分、そこから8時間かけて山頂を目指します。目指すは24キロ山の中に入った大峯山と言われる近畿の山です。非常に険しい山で、山頂には宿坊があり、そこでご飯を補給して、ふもとまで帰ってくると、夕方の3時半になってしまいます。
16時間、1日歩き続けて、帰ってきてからは掃除・洗濯・次の日の用意と、全部一人で自分でしなければなりません。睡眠時間が4時間半、毎年5月の3日から9月の3日まで120日間をこの修行の期間と定めるわけです。
1年のうち4か月ですので、合計で9年かかってしまいます。結構長いです。前段階として小僧生活が4年間あり、23歳から修行に入って山歩きの「千日回峰行」が終わったのが31歳の時でした。その後、1年間時間を空けまして、今度は9日間「飲まない・食べない・寝ない・横にならない」という行を行いました。10日目になると死ぬので、1日前に終わるわけです。
水分を取らないのが1番きつくて、水分を取ればもう少しできるのではなかろうかと思うわけです。(この続きは動画でご覧ください)

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