「どうしたら売れるのか?」を考えるための本5選 

グロービス経営大学院教員が選ぶ
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日々の営業努力が成果につながっていない――そんなあなたの悩みを解決してくれるのは、顧客満足やSTP-4Pといった定番コンセプトかもしれないし、アナリティクスやカスタマーエクスペリエンスといった最新知見かもしれない。マーケティングの書籍と触れ合うことで、何となく続けてしまっている「いつもの売り方」を刷新するヒントをつかもう!

1からのマーケティング(碩学舎/石井淳蔵、廣田章光)

どんなキャリアを歩もうが、ビジネスパーソンならマーケティングの基本は押さえておきたい。本書はタイトル通り、1からマーケの勉強を始めたい人にお薦め。類似の入門書は多いが、背景の理論を正しく解説している点と、ボリュームを抑えながらも最近の理論までカバーしている点で秀逸。

マーケティング脳vsマネジメント脳(翔泳社/アル・ライズ、ローラ・ライズ)

マーケターの思考と通常のマネジメント思考とが、どこでどう相違するかを25のポイントで浮き彫りにする。マーケ分野でキャリアを積んだ人が読めば、なぜ自分の主張が他部門に通じないかを発見できるし、マーケ以外の仕事をしてきた人が読めば、自分がいかに型にはまった思考や振る舞いをしているか自覚できるだろう。

お客を増やす努力をやめなさい(日経BP社/池田 順一)

「顧客満足・顧客ロイヤルティが重要」と言いながら、現場が「押し売り」や「値引き競争」から抜け出せていない企業は少なくない。本書は、最近日本でも導入企業が増えているNPS(ネットプロモータースコア)の計測を起点にして、お客様とのつながりを重視する組織へ変革方法を非常に分かりやすく論じている。

新しいアナリティクスの教科書(インプレス /アナリティクス アソシエーション)

これからのマーケティングにはデータの有効活用が欠かせないと理解していても、実際にどこから手をつけていいか迷っている人に、本書をお薦めしたい。専門用語の使用を極力控えながら、サイト改善のPDCAから、カスタマージャーニーの分析方法やアナリティクスを活かす組織作りまでをカバーしており、実用性は高い。

広告ビジネス次の10年(翔泳社/横山 隆治、榮枝 洋文)

流行の経営用語はしっかり理解しつつも、振り回され過ぎないのが、ビジネスパーソンとして大切な心得。デジタル化とグローバル化によって到来する「データがマーケティングの通貨」の時代は、これまでと何が変わり、何が変わらないのか。広告業界の変貌という切り口から、マーケティングの今後を展望できる良書である。


【関連情報】
新宿ブックファーストにて12/11(日)まで上記本を含む「グロービス選書フェア」を実施中

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