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宇宙開発を研究中心から防衛・事業中心へと発想転換せよ! ~100の行動56

投稿日:2016/03/03更新日:2019/04/09

<100の行動56> 
宇宙開発を研究中心から防衛・事業中心へと発想転換せよ! ~100の行動56

世界の宇宙産業の市場規模は3300億ドル(40兆円)。日本の宇宙機器産業が、これから世界市場を獲得していくための4つの提言。

1.防衛・ビジネスが宇宙開発を主導する体制を作れ!
日本の宇宙開発が「研究中心」となっているのは、「防衛・軍事」を宇宙開発から切り離してきたから。政府は、宇宙の平和利用原則の解釈を国際スタンダードに変更する必要がある。また、JAXAと防衛省が共同研究を行える体制作りも必要。

2.民間主導の宇宙開発で産業の裾野を広げ、イノベーションを起こせ!
アポロ計画からは「レーザー技術」、火星軟着陸探査機からは「自動車のエアバッグ」が開発された。世界の宇宙開発関連企業は、「スペースX」などの欧米の企業が上位を独占。日本勢は衛星を製造する三菱電機が20位以内に入るのみ。民間が力をつける必要がある。

3.準天頂衛星の7基体制を早期に実現し、ビジネスチャンスの拡大を!
日本は、GPSの補完を目的として「準天頂衛星システム」を開発し、2010年9月に1号基を打ち上げた。政府の計画では、2017年から19年に4基体制を整備し、2025年度までに7機体制を目指す。GPS測位関連のビジネスチャンスが大幅に拡大する。

4.ロケットの低コスト化で世界のマーケットを獲得せよ!
世界のロケット打上げ実績は、年間平均約70機。日本はそのうち4%。技術水準は世界レベルだが、競争力がない。海外マーケットを獲得していくためには、官民合同で海外への宇宙産業の売り込みを進める必要がある。

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  • 堀 義人

    グロービス経営大学院 学長/グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー

    京都大学工学部卒、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。住友商事を経て、1992年株式会社グロービス、1996年グロービス・キャピタル設立。2006年グロービス経営大学院を開学。2008年に「G1サミット」を創設。2011年には復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げる。2016年に茨城ロボッツ、2019年に茨城放送オーナー就任。2022年にLuckyFesを立ち上げ、現在総合プロデューサーを務める。2024年よりBARKSオーナー、世界最大のPR会社の米国エデルマン社 社外取締役。

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