「情熱」を持ち続ける心構えがあれば、人生は必ず開ける~慈眼寺住職・塩沼亮潤氏 視聴時間

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慈眼寺住職・塩沼亮潤氏
あすか会議2015
第1部 全体会「1300年の歴史で2人 大峯千日回峰行満行を経て辿り着いた世界とは」

1300年の歴史を持つ吉野・金峯山寺開創以来、2人目となる大峯千日回峰行満行を果たした塩沼亮潤大阿闍梨。1日48キロの山道を千日間に亘って歩き続ける過酷な行の中で、何を自問し、対峙してきたのか。断食・断水・不眠・不臥を9日間続ける四無行満行を経て見えた世界とは何か。挫折と挑戦を繰り返すすべての人たちに贈る言葉(視聴時間47分30秒)。

塩沼 亮潤氏
慈眼寺 住職
堀 義人 ( モデレーター )
グロービス経営大学院 学長
グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー

【ポイント】
・修行で見えてきたものは「ありがとうございます」という感謝の気持ち、「本当にごめんなさい」という反省の気持ち(6:30)

・同じことを繰り返すことで見えてきたのは「情熱を持ち続ける」ということ、「誰かのために尽くす」ということ(7:45)

・人間には避けられない「四つの苦しみ」がある。愛別離苦(愛する人といつか別れる苦しみ)、怨憎会苦(嫌な人に会う苦しみ)、求不得苦(求めるものが手に入らない苦しみ)、五蘊盛苦(心身思いどおりにならない苦しみ)(14:15)

・日常のままならないことをコントロールするためには「三つ心構え(忘れ去ること・捨て切ること・許し切ること)」を持つ(23:00)

・人間は「光から光へ生きていく人間」「光から闇へ生きていく人間」「闇から闇へ生きていく人間」「闇を転じて光ある世界を生きていく人間」の四種類(24:40)

・心の針がマイナスに向かずに常にプラスに向くようにする「心構え」があれば、人生は必ず開ける(31:10)

・自分の使命・志がわからない人はどうすればよいか?(32:20)

・心が折れる、くじける人はどうすればよいか?(36:20)

・リーダーの人に考えて欲しいこととは?(38:30)

・利他(他人の利益)と自利(自分の利益)の関係性について(41:10)

・死を意識した時に見えてきた世界はどのようなものか(42:00)

<動画冒頭をテキストでご紹介>

塩沼氏: こんにちは。慈眼寺の塩沼亮潤と申します。山を歩いていた時の事をお話致します。1日48キロの山道を毎年5月3日から9月3日まで、1年の内約4ヶ月間を業の期間と定めます。朝、起床しますのが深夜11時30分。滝行して身を清めて、山に行く装束を整えて、そして目指す山頂1719メートルの山まで行って、またその日の内に帰ってくると夕方の3時半になっております。こういう修行を志したのが小学校5年生の時でした。幼いころに観たテレビ番組で憧れを持ち、その憧れの気持ちがだんだんと自分の夢へと変わってきました。19歳の時に学校を卒業し、奈良に行くわけですけど、小僧生活をしたのちに、4年間の修行を終えて、5年目からこの山を歩く修行に入りました。山を歩いた修行の初日を思い出してみますと、はじめは右の足と左の足をただただ真剣に前に前にと、そして、一切の妥協を許さずに、自分はこの業をやり抜くという強い情熱を持っていました。辛い、苦しい、悲しい、そういう気持ちがふつふつと湧いてくるのも人間ですからあります。けれども肉体的、精神的にそういう思いを受けたとしても、前に進む情熱というものが常に初心にあったことだと思います。初めはよちよち歩き、右の足と左の足を交互に出して、そしていろいろな山の厳しさ、暑さ、寒さ、そういうものの中で何が見えてきたのかというと、日常、とても当たり前の事でした。ありがとうございます、という心から涙があふれんばかりの感謝の気持ち。そして、自分は今までいろいろな人にお世話になって迷惑をかけながら、本当にごめんなさいという反省の気持ち。そして、決して、一人では生きていけない、いろいろな人のご縁によってここまで来たなという、周りの環境すべての人々に敬意を払っていかなければならないなという、そういうごくごく当たり前の事がふつふつと・・・(この続きは動画でご覧ください)。(

(肩書きは2015年7月4日登壇当時のもの)

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