目の前の現実を変えるために必要な「7つの知性」~多摩大学大学院教授・田坂広志氏 視聴時間

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多摩大学大学院教授・田坂広志氏
あすか会議2015
第8部 全体会「知性を磨き、使命を知る」

「知性」とは何か。それは、目の前の現実を変革する「知の力」のこと。「使命」とは何か。それは、読んで字のごとく、「命を使う」こと。では、この世界の無限の広がりの中で、そして、この悠久の時間の流れの中で、一瞬の命を与えられた我々は、そのかけがえのない命を、どのように使い、いかなる使命を果たすべきか。その使命を実現するために、我々は、自分の中の「様々な人格と才能」を開花させ、「7つの知」を垂直統合した「真の知性」を身につけていかなければならない。「何を見つめて生きたか。それが、我々の人生の意味を定める」― 知性を磨き、使命を知り、悔いのない人生を生きるために、いま、我々は何を為すべきか。現代の知の巨人が語る(視聴時間44分50秒)。

田坂 広志氏
多摩大学大学院 教授
シンクタンク・ソフィアバンク 代表

【ポイント】
・身に付けるべき「7つの知性(思想・ビジョン・志・戦略・戦術・技術・人間力)」とは(3:20)

・目の前の現実を変えるための「戦略」を持っているか?(4:20)

・社会の変化をしっかり見つめる「ビジョン」という知性、さらにその奥にある「思想」の必要性(7:00)

・ヘーゲルの「事物の螺旋的発展」の法則(古く新しいものが変わった形で復活する)、これを戦略に取り入れること(8:00)

・「複雑系という思想」の重要性について(13:25)

・「KFS( Key Factor for Success)」が通用しなくなる時代、直感を磨け(15:45)

・社会起業家の事業が動くのは、「ボランタリー経済」のおかげ(18:10)

・これからの社会は「ボランタリー経済」と「ビジネスモデル」が融合していく(24:10)

・「コミュニケーション」の8割はノンバーバル(言葉ではない)(28:15)

・コミュニケーションは「最初の5分」で決まる(29:30)

・スキルをとことん磨くと「人間力」の世界に踏み込める(32:10)

・「自分」を変えられない人間は「世界」を変えられない(37:30)

・「人生は一瞬」、その中で本当に心が触れ合う人との巡り合いは限られている(42:30)

・「人は必ず死ぬ」「人生は1回しかない」「人はいつ死ぬかわからない」、その命を大切な何かに使うことが「使命」(43:50)

 

<動画冒頭をテキストで紹介>

田坂氏 :ただ今、ご紹介に預かりました田坂です。何年前でしょうかね、あすか会議にお招きいただいて、私も本当に心に残っている会議だったのですが、また今日も皆さんの貴重な時間45分間をいただいて話をさせていただく、大変ありがたいご縁だと思います。45分間、1本勝負ですね。私はいつもこういう場所を「一期一会」と思っています。最初に申し上げたいのですが、このあすか会議、13年前ですかね、私はすばらしい本が
世の中に出たと思います。「吾人の任務」。堀学長が書かれた本かと思います。私はこの本を拝読した時に思ったのですけど、このグロービス、このあすか会議は、たった一つの究極の事をしようとしているのですよね?皆さんが吾人の任務、ご自身の使命をどのように定めるのか、です。そのためにこうやって集まり、学び、そしてこういう交流の場を持たれているのではないか。昨日のパーティーにも出させていただいたが、皆さんそれぞれに志を定め、志を交わし、そして皆さん、素晴らしい山の頂に生涯をかけて登っていらっしゃるのですよね。その登山の道すがら、俺はこんな風に山を登ってきたよ、そんな思いを交わすために、この1年に一回集まわれる。私はこれは素晴らしい事だと思います。

その事を踏まえて上で、私は今日「知性を磨く」という事を言いたいと思います。たまたまこの「知性を磨く」という本を出したのですが、なぜこの本を出したか。それは、20世紀の知性というものを振り返った時に、私は世界の変革というものが必ずしも素晴らしい形で進めることができなかったと思う。堀学長とダボス会議に出席していますが、ダボス会議ほどの知性が集まっても、我々の「目の前の現実」を変えていないのは事実です(続きは動画でご覧ください)

 

(肩書きは2015年7月5日登壇当時のもの)

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