あすか会議2014
第2部 全体会 「ななつ星をデザインする ~創造と変革のパートナーシップ~」
2013年10月、日本初のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」が運行を開始した。 「30億円の額縁」、日本版オリエント急行ともいわれる贅の極みを尽くした車輛。キャンセル待ちは6000件以上、国内外の観光客を魅了してやまないこの豪華列車は、JR九州の唐池社長と工業デザイナーの水戸岡鋭治氏の出会いから生まれた。「九州を輝かせる」という思いから、人を動かし、巻込み、熱狂の渦に巻き込んだ壮大なプロジェクトは、どのように生まれたのか。巨大企業の変革をどのように断行し、誰もが見たことのない風景をつくり出した創造と変革のパートナーシップに迫る(肩書は2014年7月5日登壇当時のもの)。
唐池 恒二氏
九州旅客鉄道株式会社 代表取締役会長
水戸岡 鋭治氏
ドーンデザイン研究所 代表取締役
田久保 善彦(ファシリテーター)
グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長