MBA経営辞書「NIH症候群」 

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NIH症候群(Notinventedheresyndrome)

ある組織において、何か良いアイデアや発明、製品、サービスを知ったにもかかわらず、それが別の組織で先に考案されたものだ(あるいは、別の組織ですでに実行されている)ということだけを理由に、採用したがらないこと。

NIH症候群は、たとえば自前で大規模な研究所を持つ大企業が、知名度の低い企業の開発した新技術について「自社の研究所では特に注目していないから」と軽視しているうちに、その技術に市場を席巻されてしまったというように、官僚的・独善的な傾向のある大企業において特徴的な症状だと考える向きもある。

しかし、フリーソフトウェアの開発で同じような機能の実現を目指すプロジェクトが多数並行して存在し、各プロジェクトが自前で完成させようとする一方、それらを統合したり協調したりする動きはなかなか見られないというように、組織の大きさや社会的地位の高低に関係なく起こりうるものであるという意見もある。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約700語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

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