MBA経営辞書「直接的内部相互補助」 

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直接的内部相互補助(Directcrosssubsidies)

Free(無料)から利益を生み出すビジネスモデルの一つ。何かの商品やサービスを無料(あるいは極めて安価)にすることで、他の商品やサービスの購入を促す。多くの無料体験や一部商品・サービスの無料化などが該当する。

分かりやすい例として、たとえばカラオケボックスにおけるカラオケルーム無料キャンペーンがある。もともとカラオケボックスは、部屋の使用料以上に、飲食で儲ける構造になっている。部屋代を無料にしても、ほとんどの顧客はアルコール類を始めとする飲食物を注文するため、カラオケボックスは十分にペイすることができる。

プロスポーツにおける子どもの入場無料サービスも同様だ。入場料は無料であっても、飲食やスタジアムで販売するTシャツ等のグッズ販売が期待できる(厳密には、日本では、球団とスタジアムは別会社の場合も多いため、必ずしもこのやり方が効果的でない場合もあるが、スペインサッカーのように球団とスタジアムが一体の場合には非常に有効である)。なお、このケースは、通常は大人も同伴するからフリーミアムのモデルも兼ねているし、また、スタジアム内の企業広告を見るだろうことから、三者間市場のビジネスモデルも兼ねていることになる。このように、「フリー」のビジネスモデルは、単独ではなく、組み合わせて使われることも多い。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約700語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

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