MBA経営辞書「広告戦略」 

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広告戦略(advertisingstrategy)

一般に、顧客にある商品・サービスを購入してもらうためには、そのブランドのことを何らかの形で知ってもらう必要がある。マーケティングにおいてこの目的を果たすための中心となるのが広告戦略である。広告戦略は大きくクリエイティブ戦略とメディア戦略に分けられる。この両者がうまくかみ合うことが、ブランドの認知を効果的に高める上で必須である。

クリエイティブ戦略は、「伝えるべきメッセージづくり」である。企業がこれだけは伝えたいと考える製品やサービスの属性を選び出し、メッセージを明確にすることである。効果的なコミュニケーションを行うためには、少数の属性に絞った方がよい。また、絞り込んだ製品やサービスの属性をそのままストレートに伝達するだけでは、受け手に興味を持ってもらえないことが多い。従って、受け手が興味を持つような「伝わる」メッセージに翻訳する必要がある。例えば、テレビCMの場合は、印象的なメッセージ(キャッチコピー)と周到な場面設定が重要になる。

一方、メディア戦略は「伝える場所の確保」である。メディア戦略では、ターゲットの属性、サイズ、エリアに合わせて、予算の枠内で最も効果的なメディア・ミックスを探し当てることが重要である。なお、テレビ、インターネット、新聞、雑誌、ラジオ、屋外広告など、それぞれのメディアには特性があり、それを生かすような表現戦略を心がけなければならない。

次回は「マーケット・リサーチ」を取り上げます。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約700語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

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