ダボス会議2014年~7)最終日の風景 

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朝4時に目が覚めた。いつもの様にパソコンを開いて、メール、ツイッターとFBをチェックして、iPadを立てて、NewsPicks、SmartNews等をチェックして、返信、コメントをつけた。

ふと、今年の初めから続けてきた【本日の言葉】のアップを、忘れていたことに気がついた。まとめて、3つアップすることにした。

【一昨日の言葉】
「達成するまでは、何ごとも不可能に見えるものだ」(ネルソン・マンデラ)

ダボス会議の開会式で、クラウス・シュワブ氏が引用した言葉だ。参加者全員で黙とうをして、会議が始まった。不可能と思われることであっても、やれば可能なのだ。その勇気をもらった。

【昨日の言葉】
「日本に来たのは、黄昏ではなかった。新しい、夜明けでした。」(安倍晋三)

安倍総理のダボス会議でのスピーチに、世界が絶賛した。世界の人々に「Japan is back!」を示し、日本人に自信を与えた。僕らがすべきことは、日本の新たな夜明けを、更に輝かせることだ。

【本日の言葉】
「知識ではなく、その人の体全体から滲み出る味わいで、その人物がわかる。また、そういう人にならなければならない」(平澤興)

ダボス会議はリーダーの「品評会」だ。認められた人だけが、受け入れられる。体全体から現れる味わい、それこそが人間力である。

全ての仕事を終えて、スーツに着替えた。さあて、これからダボス会議の最終日が始まる。いつものように、朝7時前に始動する。ダボスの夜明けは、遅い。いつも暗い中を歩いて、目的地のホテルに向かう。本日の朝食会は、友人が特別に誘ってくれた私的な会合だ。15人程度の小さな会合と言うことだが、どんなメンバーがいるのか楽しみだ。

朝食会が終わり、ホテルの部屋に戻ってきた。プライベートな朝食会が、一番面白いと痛感した。これからチェックアウトして、メイン会場に向かう予定だ。パソコンの画面で、ラリー・サマーズ氏が登壇しているセッションをライブで視ながら、iPadでツイッターをしている。部屋でダボス会議が視られるのは、とても嬉しい。お勧めだ。

ダボス会議の最終日の朝の光景。今日は、本当に寒い。氷点下12度だという。本日、茂木敏充・経済産業大臣と林芳正・農林水産大臣がダボス会議に来る予定だ。ランチは、ジャパン・ランチ。最後まで、全力投球だー。

僕が、ビル・ゲイツ氏とともに、ダボス会議参加者のリツイート・トップリストにランクインしている。
http://wef.ch/c36rQ

「デジタル時代の外交と武器」のセッションに参加している。同時刻に、「日中韓」のセッションが開催されているが、敢えて全く知らない分野のセッションに座ることにした。その方が学びが大きいし、自分の知見を広げられるからだ。

ドン・タプスコットさんによるワンオンワン。面白かった。

これからジャパン・ランチだ。頑張って働いた官邸の人々とパチリ。

茂木大臣、林大臣が、ダボス会議に登場!お二人と黒田東彦日銀総裁を囲んで、プライベートな昼食会と小さなセッションを開催した。とても刺激的だ。内容は、チャタムハウス・ルールでオフレコなので、書けない。日本を取り巻く良い知識人の集まり(Friends of Japan)が、できている感じがする。

エコノミック・アウトルックのセッション。カーニー英国中央銀行総裁、ラガルドIMF専務理事、ドラギ欧州中央銀行総裁、ブラックロックのトップに加えて、日本からは黒田日銀総裁が、登壇している。モデレーターは、FTのマーティン・ウルフ氏だ。

林芳正大臣とのツーショット@ダボス会議。2人で、「エコノミック・アウトルック」のセッションを「観劇」した。

黒田日銀総裁、林大臣と、僕との3ショット@ダボス会議。みなさん、お疲れ様でした。林大臣と黒田日銀総裁をお送りして、僕のダボス会議の全日程を終了した。

ラウンジで発見。安倍総理が、ツイッターのリツイートで断トツ1位だ。僕も、瞬間的にベスト5にランクインしていたらしい。多くの参加者から、「日本はとても良かったよ」と声をかけられた。今回のダボス会議は、安倍総理から始まり、黒田日銀総裁で終わった。

今年で僕にとって10年目となるダボス会議。これほど日本の存在感が高かったことは、無かった。チームジャパンが、献身的にそれぞれが、それぞれの役割を果たしたからだと思う。政治家、日銀、財界がとても強いプレゼンスを示した。今回は、メディアも頑張った。一方、日本の学界はまだまだダボス会議に参加できていない。今後は、学界からの参加者を増やすように頑張りたい。

最近思うのは、G1サミットが良い形で、チームジャパンを醸成していることだ。やはり、1)批判より提案を!、2)思想から行動へ!、3)リーダーとしての自覚を!、のG1精神が重要であろう。そして、世界へ!と発信していきたい。

ホテルに戻り、荷物をピックアップして、タクシーでダボス・ドルフ駅に向かった。疲れきった身体に鞭打ちながら、スイス鉄道に乗り込む。安倍総理も行きは、「景色を楽しみたい」とのことで、鉄道で来たらしい。世界の車窓から↓

駅で購入したビールを片手に、スイスの絵がついたビールで、乾杯!これからビールを飲みながら、チューリッヒまでの旅程を、ダボス会議談義に花を咲かせることになろう。

途中のランドクオルト駅で乗り換えた。飲み物も、ビールから赤ワインに「乗り換えた」。外はもう暗い。僕は、ほろ酔い気分で、コラムを書きあげている。【本日の言葉】をアップしてパソコンを閉じ、また赤ワインを楽しむことにした。

【本日の言葉】
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行く、ただひとつの道だと思っています」(イチロー)

とんでもないところ(例えば、グローバルリーダーになること)へ行く、ただ一つの道は、小さいことを積み重ねることだ。次のダボス会議まで、日々地道に小さな努力を積み重ねたい。

2014年1月26日
スイス鉄道の車中にて執筆
堀義人

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