ダイバーシティニュース エンタメ(7/1放送)佐渡島庸平【8/31までの限定公開】

佐渡島庸平:コルク代表取締役社長、漫画編集者
2002年講談社に入社し「週刊モーニング」編集部所属。『バガボンド』『ドラゴン桜』『働きマン』『宇宙兄弟』『モダンタイムス』などの大ヒット漫画の編集を担当。2012年に講談社を退社し、作家のエージェント会社「コルク」設立。オンラインサロン「コルクラボ」を主宰。Twitter YouTube

佐渡島庸平さんの「ニュース・ピック・アップ」

1.まるでマンガ!エンゼルス大谷、週間MVP3度目受賞

米大リーグ機構(MLB)が発表した週間MVPにおいて、ア・リーグはエンゼルスの大谷翔平(26)が選ばれた。2018年4月・9月に続き3度目の受賞となった。同日、オールスター戦の先発出場野手を決めるファン投票の第2回中間結果も発表されたが、ア・リーグの指名打者部門で大谷はトップ。まるで漫画のような活躍で、見ていて楽しい。体格に良さはもちろんだが、考え方も素晴らしいと思う。

2.賛否の声が上がる中 オリンピック開幕はすぐそこ

東京オリンピック開催まであと3週間となった。ここ茨城県では、7月4日、5日に聖火リレーを予定している。日本が大いに盛り上がるチャンスだったのに、やる/やらないで分断してしまったのが残念だ。そして、政治含め、オリンピック後の“分断状況”がどうなっていくのかが気になっている。

3.テレビアニメ「チェンソーマン」ティザーPVが公開

MAPPAが制作しているテレビアニメ「チェンソーマン」のティザーPVが公開。藤本タツキ原作のチェンソーマンは週刊少年ジャンプで連載されていて、累計発行部数1,100万部を突破している話題作。ここ最近の動きを見ると「漫画からアニメ、そしてソーシャルゲームになり全世界へ」という流れができている。ジャンプ王国という強さを感じさせるニュースだ。

4.漫画アプリ「ピッコマ」600億円調達 企業価値は8000億円超

漫画アプリ「ピッコマ」を運営するカカオジャパンは、第三者割当増資で約600億円を調達すると発表した。企業価値は8000億円超と評価された。ダウンロード数、アクティブユーザーの課金率の高さがしっかりと評価されていると感じた。これだけの舞台が整っていれば、数年もたてば、日本が及ばないような漫画作品が生まれていくだろう。

5.ドラマ「ドラゴン桜」最終回視聴率は前作超え!

TBS日曜劇場「ドラゴン桜」の最終回が平均世帯視聴率は20・4%だったことが分かった。この数字は、16年前の前作で最高だった最終回20・3%も上回る。「ドラゴン桜」の漫画は、当時新入社員だった自分が担当した。「東大合格する漫画を描きたい」と作家の三田さんがおっしゃったときに、「東大はめっちゃ簡単ですよ」と話をしたところから始まった。ここまで長く続いていることに嬉しく感じている。

【スペシャルトーク】テーマ:「ビジネス漫画の可能性」

佐渡島庸平さんに「ビジネス漫画の可能性」について堀さげていただいた。

ネットニュース・メディア「NewsPicks」でビジネス漫画『スタート・アップル!』の連載を縦スクロールカラーで始めた。

中国・韓国においては一般的な縦スクロールカラーだが、恋愛などをテーマにした若者向け。ライトな内容が中心だ。自分はこの形式で、これまで「日本の漫画」が作ってきたような、社会の仕組みや複雑な人間関係などさまざまなジャンルにチャレンジしたいと思っていた。

そして、今回の新人マンガ家・水野ジュンイチロさんは、サラリーマンとしてのキャリアを十分に積んだ上でマンガ家を目指したいという方。現役セールスリーダーとして活躍する二足の草鞋を履いたマンガ家だったので「ビジネス漫画」にチャレンジ。ターゲットに合った場として「NewsPicks」にお願いすることにした。

漫画の内容はスタートアップを志す主人公の山川りんごが「数字=決算書」を理解することの大切さを体得し、起業を目指していくストーリー。ビジネスの核心やディティールに深くコミットしているマンガ家が、ビジネスの仕組みや魅力を分かりやすく解き明かしていく。「NewsPicks」でのビジネス漫画ということで、ハードルは高めだが、制作としての手応えは感じている。

NewsPicks版『ドラゴン桜』として、毎週仕事の活力になるようなビジネス漫画を作っていきたい。

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