古谷経衡の語る宇宙人と人類の遭遇、SF小説『夏への扉』映画公開、「つげ義春大全」全22巻完結【ダイバーシティニュース】

古谷経衡さんの「ニュース・ピック・アップ」

古谷経衡 作家/評論家/コメンテーター 
作家・評論家として活躍する一方、テレビ・ラジオなどでコメンテーターも務める。オタク文化にも精通。主な著書に『愛国商売』(小学館)、『日本型リア充の研究』(自由国民社)等多数。札幌市生まれ、立命館大学文学部卒。Twitter  公式サイト

1.SF小説の最高傑作『夏への扉』6月25日映画公開

『夏への扉』は、アメリカで発表されて以来60年が経つが、今でも色褪せぬ伝説の小説とされている。ハリウッド映画にも多大な影響を与えた小説が、ついに映画公開。同じ時間軸の中を主人公が行ったり来たりする“タイムリープ”の中で話が展開される。物語のキーを握る猫がどう描かれるのか楽しみだ。

2.燃料棒破損 中国の原発で放射性稀ガス放出

問題が起きたのは台山原発1号機の原子炉内。中国は、情報公開を求める国際世論に押され問題を認めたものの、安全面での基準は満たしていると回答。仮に小さな事故だったとしても、きちんと情報を公開し、状況を説明すべきだ。

3.廃墟に無断立ち入り肝試し 若者グループ摘発

廃墟となった学校の施設に無断で立ち入り、18歳~21歳までの若者12人が摘発された。昔はテレビの企画でも心霊スポットに訪れて、心霊社写真を撮るというものがあった。しかし、種明かしをしてしまうと、心霊写真の多くは現像時による失敗。カメラがデジタル化したことによって、心霊写真は見られなくなった。

4.米露首脳会談ジュネーブで 緊張緩和となるか

米国のバイデン大統領とロシアのプーチン大統領の会談がスイスで始まった。東西冷戦後最悪といわれる米露関係の緊張緩和にむけて注目度が集まる会談。ただ、経済力を考えるとロシアも昔より強気に出ることは難しいだろう。少しずつ緩和が進んでいくのではないか。

5.「つげ義春大全」全22巻完結 渋る父を長男が説得

「ねじ式」「紅い花」などを描いた漫画家・つげ義春さんの全作品を網羅した「つげ義春大全」全22巻が3月に完結。つげ先生のマネージャーをされている長男が、「父の作品を残したい」と説得したという。自分が一番好きな作品は「無能の人」。つげ先生の世界観を知らない人には、ぜひ読んでもらいたい。

【スペシャルトーク】テーマ:「人類は宇宙人と遭遇できるか」

古谷経衡さんに「人類は宇宙人と遭遇できるか」についてお話を聞いた。

近年、軍関係者が目撃してきた未確認飛行物体(UFO)について、政府報告書が「宇宙人関与の証拠はない」との結論を出した。UFO動画に関しては本物であるが、宇宙人が乗っている根拠はないという話で個人的には少々違和感を覚えた。

よくテレビ番組や雑誌などでも、“宇宙人と遭遇できるか”という質問をすることがあるが、非常に滑稽な質問。なぜなら、今の人類の科学を使って、地球に一番近い恒星系に行こうとすると、片道1万5000年かかる。遭遇できるわけがない。しかし、文明は時と共に大きく進歩していくのも事実。だから、もしかすると1000年後には、もっと早く宇宙に行くことができるかもしれない。場合によっては、地球よりも早く発展を遂げる星があったとしたら、宇宙人のほうから地球にやってくる可能性もあるかもしれない。

そして、もしそういう文明を持った宇宙人が地球に来たとしたら、SF映画で描かれた資源を奪い合うような“宇宙戦争”“地球侵略”は起きないと思う。なぜなら、それだけ高い技術を持つ宇宙人であれば、現時点で地球が持っている技術・資源は「欲しいもの」にはならないと思うからだ。

※スペシャルトークでは、「人類は宇宙人と遭遇できるか」に加えて「お酒と文化」についてもお話を聞いた

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