寄席クラファン目標達成、サラリーマン川柳ベスト10発表|立川志の春×名越 涼【ダイバーシティニュース】

立川志の春さんの「ニュース・ピック・アップ」

1.緊急事態宣言延長 都内・百貨店などの休業要請緩和

ショッピングセンターや百貨店、映画館、博物館などについては条件付きでの時短営業を認めた。また街を歩いていると時短営業の要請に応じていない飲食店も見かけるが、驚くほどに混んでいる。その要因の一つは、協力金の支給が遅れていること。現時点で、3月分が届いていないという声もある。人流を減らしたものの、その減らした人流が一極集中しているのが現状だ。

2.開催強行発言続く 国際オリンピック委員会幹部らの発言に波紋

IOCの幹部らから、開催に向けての強行発言が続いている。「アルマゲドンでもないかぎり」「緊急事態宣言下でも大会を開く」など、普通に聞いても首をかしげるような言葉が多くあった。今後のオリンピックの存続自体も心配されており「日本で絶対にやらなくては」という気持ちが強くなっていると感じた。日本人の安全について真剣に考えているのは誰なのか、と思うような話だ。

3.日米のバスケットボール界で朗報相次ぐ 八村選手と茨城ロボッツ

八村選手が所属するウィザーズが米プロバスケットボールNBAのプレーオフに進出。また、NBAバスケットボールB2の茨城ロボッツがB1昇格を決めた。八村選手については、まぎれもないチームの主力選手になっており、これからの活躍がますます楽しみだ。

4.寄席のクラウドファンディング 第1目標を早々に達成

公益社団法人落語芸術協会と落語協会が開始した寄席のクラウドファンディングプロジェクトについて、第1目標の5000万円を早々に達成。第2目標として8000万円を掲げた。「社会生活の維持に寄席は必要である」というメッセージ出し、多くの声援をもらった。現時点で、5000人ほどの方がサポートを寄せてくれている。金額の大きさだけでなく、人数を見ても嬉しさがこみ上げる。

5.サラリーマン川柳ベスト10発表 コロナ禍の悲哀を表現

第34回『第一生命サラリーマン川柳コンクール』ベスト10が発表された。毎年楽しみにしているもので、今年の1位は「会社へは 来るなと上司 行けと妻」。コロナ禍で会社と家庭の間で板挟みになるサラリーマンの感情を上手く表現されていた。

【スペシャルトーク】テーマ:「大坂なおみ選手 全仏オープン記者会見拒否」

立川志の春さんに「大坂なおみ選手 全仏オープン記者会見拒否」についてお話を聞いた。

テニスの4大大会において、試合後の記者会見は義務になっている。試合が終わった1時間後に記者会見に応じないといけない。今回、大阪なおみ選手は全仏オープン1回戦後の記者会見を拒否。1万5千ドルの罰金を言い渡され、その翌日に棄権を発表。同時に2018年から長い期間“うつ”に悩まされていたとSNSで発信した。

このニュースについて、大きく分けると2つのリアクションがあった。1つは、記者会見までを仕事として、何よりプロとして対応すべきだ、という意見。一方は、彼女がこうした発信をすることで救われる選手も多くいるはずだ、という意見。この2つというのは、私は「1人の人間として精神的に傷を負ってまで、職業上の務めを果たすべきなのか」という話だと捉えた。大阪選手は人前で話すことが苦手だと言っていて、かつ「試合後の記者会見」というのは、本業に付随するものであることもポイント。

今回の「試合後の記者会見」は、「付き合いの場で飲むお酒」と似ているように感じた。お酒を飲める人にとって、お酒は最高に美味しいものだが、お酒を飲めない人にとっては体調的にも気持ち的には辛いこと。上司からは「鍛えるうちに飲めるようになる」「仕事には必要だ」などと強要されることもあった。会社員にとっては接待・付き合いの中でよく目にする場面だろう。だが、お酒を飲まなくても仕事に貢献することはできるはずだ。大坂なおみ選手の活躍を見ていると、世界的な雑誌などの場で発言することで、テニスの広告塔には十分になっていると思う。「試合後の記者会見」以上の活躍をしているのではないかと思う。

立川志の春さんご経歴:大阪府出身の落語家。アメリカのイェール大学卒業後、三井物産に勤務。落語に衝撃を受け、立川志の輔に入門。前座修行を経て、2011年は二つ目昇進、2020年4月真打昇進。古典、新作、英語、シェイクスピア、人物伝など、さまざまな形の落語に挑戦している。

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