ダイバーシティニュース エンタメ(5/19)津田昌太朗【6/30までの限定公開】

津田 昌太朗(つだ・しょうたろう):音楽フェス情報サイト『Festival Life』編集長

慶応義塾大学卒業後、広告代理店に入社。イギリスの世界最大級の音楽フェス「グラストンベリー・フェスティバル」に参加したことを機に退職を決意。イギリスに移住。現在は、日本最大級の音楽フェス情報サイト『Festival Life』の代表を務める。2019年4月に海外のフェス情報を収録した「The World Festival Guide」を出版。Twitter

津田昌太朗さんのニュースピックアップ

1.フェス会場にもなった「結城酒造」で火災 酒蔵全焼で支援広がる

5月11日、茨城県結城市にある「結城酒造」から火が出て、国の登録有形文化財となっている江戸時代の酒蔵などが全焼した。この事件を受けて、地元では「酒造会社を応援したい」とお酒を買い求める人が相次いでいるという。結城酒造はゴールデンウィーク(GW)にフェス会場にもなっていた場所だったので、驚いている。支援の動きが広がっている。自分自身もできることをしていきたいと思う。

2.欧州で絶大な人気を誇る音楽コンテスト、優勝したのは…?

ヨーロッパ各国が参加する毎年恒例の音楽コンテスト「ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト」の決勝が行われた。ウクライナ代表のラップと民族音楽を融合させたバンド「カルーシュ・オーケストラ」が優勝したという。日本でいうところの紅白歌合戦のようなイベントで、ヨーロッパでは絶大な人気を誇る。影響力の大きい場で、ウクライナ代表が優勝したことには意味があると思う。

3.返還50周年に新曲 注目の沖縄出身アーティストAwich

沖縄が本土に復帰してから50年を迎えた5月15日、沖縄出身のヒップホップアーティスト、Awich(エイウィッチ)が、沖縄をテーマにした新曲「TSUBASA feat. Yomi Jah」を配信リリースした。彼女の歌には、沖縄が抱える社会問題や事件が描かれており、聞くことで沖縄の歴史を学ぶことができるように思う。「エンタメ視点から社会をどう見るか?」について深く考えさせられる。ぜひ聞いてみてほしい。

4.フェス復活、アーティストのライブ中「飲酒問題」も議論に

今年のGWは、日本全国でさまざまな大規模フェスが開催されたが、そんななか、アーティストのステージ上での飲酒問題が話題になっている。ロックバンド、トライセラトップスの和田唱さんがTwitterで「ライブ中の飲酒」について投稿した。このニュースを見て、去年との違いを感じた。去年は「フェスの開催はどうなのか?」という話が議論になっていたからだ。日本のイベントが少しずつ前に進んでいるように思えたニュースでもある。

5.夏フェスなら今年は茨城が激熱! 7月に県内で連続開催

7月16~17日に筑波山で「つくばロックフェス」、7月23~24日には国営ひたち海浜公園で「Lucky FM Green Festival」が開催。今年は茨城の夏フェスが熱い。「Lucky FM Green Festival」は出演者も発表されたが、2日間で全くラインナップが異なる。1日目に世代を超えて人気の「レジェンド」的なアーティストが登場した後、2日目には若い世代に人気のアーティストが多く出演する。出演者のスケジュール上の結果なのかもしれないが、比較的ゆったりと参加できる1日目で運営面での改善点がないか様子をみた後、活発な若い世代が集まる2日目の運営に対応できるようにする、といった戦略があるのではないかと個人的に感じている。茨城出身のアーティストも多く、ラインアップ自体も本当に面白いと思っている。

【スペシャルトーク】「アメリカで見たイベント事情」

スペシャルトークでは、「アメリカで見たイベント事情」についてお話を頂いた。

2022年4~5月にかけて1カ月ほど、アメリカに行ってきたのでその話をしたいと思う。そもそも渡米の目的は、現地時間の4月22〜24日に開催された音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル2022」の取材を行なうため。加えて、いまの「出国・入国事情」「各イベントとコロナ事情」などを実際に体験したいと思ったからだ。

入国については、4月の時点の話だが「ワクチン接種の証明書」「PCRの陰性証明書」「誓約書の記載」があれば、これまでと同じように入国できる。驚くほどスムーズな入国だったというのが印象だ。街の中ではマスクに関しては、している人もいれば、していない人もいる。着用の有無によって差別されることもなく、本人の意志に任されている状態だ。

フェスでのマスク着用に関しては「コーチェラ・フェスティバル2022」も同様の状況だった。しかし、「BTS」のライブに関しては全員マスク着用を義務付けていた。歓声をあげることが前提になっているからだ。状況に応じて、フェスのルール運用がされているのはいいなと感じた点だ。フェスの様子については、コロナ禍以前と大きく変わらない。ただ、日本人の姿はほとんど見ることはなかった。フェスのために渡米することは、まだまだハードルが高いのだと感じた。

ダイバーシティニュース視聴方法

1.LuckyFM茨城放送のラジオ FM88.1/94.6MHz
2.YouTubeライブ配信(アーカイブでも視聴可能です)https://www.youtube.com/channel/UCOyTwjQoiUJXxJ8IjKNORmA
3. radikoでも聴取可能です

最新情報は、Twitterでご確認ください。

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