ダイバーシティニュース エンタメ(8/5)佐渡島庸平【9/30までの限定公開】

佐渡島庸平:コルク代表取締役社長、漫画編集者

2002年講談社に入社し「週刊モーニング」編集部所属。『バガボンド』『ドラゴン桜』『働きマン』『宇宙兄弟』『モダンタイムス』などの大ヒット漫画の編集を担当。2012年に講談社を退社し、作家のエージェント会社「コルク」設立。オンラインサロン「コルクラボ」を主宰。Twitter YouTube

佐渡島庸平さんの「ニュース・ピック・アップ」

1.かつてない規模感で披露 「北斎づくし」展が開催

葛飾北斎の生誕260年を記念した特別展「北斎づくし」が東京ミッドタウン・ホールで開幕している。『北斎漫画』『冨嶽三十六景』『富嶽百景』と三つの代表作が「全て展示」されるなど、これまでにない規模感。私も見に行ったが、北斎が手がけた仕事全体を見ることができ、とても面白かった。『北斎漫画』に触れる中で、改めて“漫画”ってどうやって生まれたのだろうと考えるきっかけにもなった。

2.藤本タツキさんの最新読み切り漫画 閲覧数一夜で120万超

漫画アプリ「ジャンプ+」で公開した読み切り漫画「ルックバック」が一晩で120万人以上に閲覧された。人気漫画「チェンソーマン」作者・藤本タツキさんの最新作。たくさん見られた理由の一つには、面白さはもちろんあるが、“楽に見られた”ことも大きい。「ジャンプ+」はダウンロードにストレスなく、さくさく動くことも強みだ。

3.3日間で60万人 細田守監督の新作「竜とそばかすの姫」

細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』の興行収入が、公開3日間で興収8.9億円、観客動員数60万人を突破したと発表された。最終興収58.5億円を記録した『バケモノの子』を上回るスタートだ。わざわざ劇場に足を運んでみてもらうのが「映画」であり、これは“安心感”がないと見てもらえない。『時をかける少女』『サマーウォーズ』『バケモノの子』といったこれまでの信頼が前提になっているから、素晴らしいスタートダッシュが切れているのだと思う。

4.100億円突破! 「シン・エヴァ」興収がシリーズ最高記録

映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の興行収入が100億円を突破し、観客動員数は655万人を超えた。シリーズ最高記録となった。細田守監督の「竜とそばかすの姫」と同様に、「シン・エヴァ」もこれまでの実績・ブランドがあるからこそ、最高記録を達成している。改めて、ブランド力とは「長く続けられていること」なのだと感じさせられるニュースだった。

5.日本フェンシング、男子エペ団体で史上初の金メダル!

世界ランク8位の日本がフェンシングで、史上初の金メダルを獲得。7月30日、ROC(ロシア・オリンピック委員会)と対戦し勝利を収めた。私自身、国際フェンシング連盟副会長を務める太田雄貴さんと交流があり、彼が情熱を持って“フェンシングを強くすること”に向き合ってきたことを知っているだけに、とても嬉しいニュースだった。しっかりと成果につなげている姿に、素直にかっこいいと感じた。

【スペシャルトーク】テーマ:「なぜ日本人の若手はスポーツが強いのか?」

佐渡島庸平さんに「なぜ日本人の若手はスポーツが強いのか?」についてお話を聞いた。

東京五輪スケートボード・女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛さんは13歳、鉄棒で金メダルを獲得した橋本大輝さんは19歳など、日本人の若手スポーツ選手の活躍が目立つ。今回はその強さの理由について、考えてみたいと思う。

これは私の仮説なのだが、今、勝っている若い選手たちの特徴が何かというと、“誰も無理な努力をしていない”ということじゃないかと思う。全員が楽しんでいる。(大リーグエンジェルスの)大谷さんにしたって、自分のスポーツを心から愛している。この「スポーツを愛し、楽しむこと」が大事なのだと思う。

この現状を見て、私は「日本は経済が停滞している」「格差がある」と言われることについて、そんなに悲観しなくてもいいのではないかと思った。なぜなら、経済が停滞していることが、貧しくなる・豊かさが失われている話とは違うと思うからだ。本当の社会の豊かさは、GDPの外にあるのではないか。

過去を見ると、国が貧しい時代は「幸せは我慢との交換」だった。有名になるために、一流になるためには、犠牲が必要なんだという考えがあった。けれど今の若者は違う。根性なんか必要なくて、むしろ楽しいトレーニングじゃなきゃダメなんだと思っている。そして、徹底的に楽しんだ人がトップになっている。これは、豊かだからこそ生まれる価値観。楽しめたら成功だと思っていて、その結果として、有名になることやお金がついてくる。そう信じていることが強さの理由だと思う。

ダイバーシティニュース視聴方法

1.LuckyFM茨城放送のラジオ FM88.1/94.6MHz
2. Youtubeライブ配信(アーカイブでも視聴可能です)https://www.youtube.com/channel/UCOyTwjQoiUJXxJ8IjKNORmA
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