第3回は、公開討論会について、紹介します。
候補者の人となりを知るのには、直接会って話すか、話を聞くのが最も近道です。とはいっても、演説以外の場所で候補者のトークを直に聞く機会や場所って、ほとんどありませんよね。
東京都知事選くらいの注目度ならば、日曜日にTVチャンネルを回せば出てきますが、他の選挙について候補者を詳しく知るにはどうすればよいのでしょうか。
討論会をインターネットで見てみよう
……そこで登場するのが日本青年会議所の公開討論会。「なぜJCが?」という疑問には残念ながら答えられませんが、自ら場を設定してそこに候補者を呼び、次々に会を実現しています。
◆日本青年会議所 公開討論会検索カレンダー
http://www07.jaycee.or.jp/2007/strength/civil/modules/piCal/index.php?smode=Monthly
さて、今日では、公開討論会は会場に行かなくても見られるようになってきています!
◆JanJan 公開討論会開催予定表
http://www.senkyo.janjan.jp/special/2007toitsu/touronkai13.html
◆リンカーン・フォーラム 公開討論会On Air情報
http://www.touronkai.com/project/2007nationwide/on_air.htm
でも、公開討論会なんて結果には影響しないんじゃないの?――という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
政治史には面白い実例があります。それはケネディがニクソンに挑んだ大統領選で、史上初めてのTV公開討論会が開催されたと記憶しています。その結果は、「ラジオで演説会を聞いた人たちはニクソンの勝ちだと思い、テレビで見た人たちはケネディの勝ちだと思った」そうです。政治家に外見が要求されるようになったきっかけと言われています。
最近にもありましたね。「公開討論会で政局の流れが変わった」という選挙が。そう、「そのまんま」知事が誕生した、宮崎県知事選挙です。
ネット時代がすごいな、と思うのは、前述にもあるように、公開討論会の録画が見られるのです。
◆そのまんま東は、なぜ当選したのか? (JanJan)
http://www.janjan.jp/election/0703/0703010874/1.php
上記サイトから見ることのできる録画は、2時間超なので、お時間のあるときにぜひご覧ください。