嫌いな人と仕事ができない理由 

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あなたは嫌いな人の言うことは聞けますか?きっと「はい」と答える人は数少ないでしょうね。私も「いいえ」です。場合によっては「はい」と言うかもしれませんが、「はい」と言葉にしているだけで心の中では「いいえ」です。その場しのぎの「はい」に大きな効果を期待するのはとても難しいです。

嫌いな人が何を言おうが、すべてが嫌いになってしまいます。ですから、嫌われている上司の組織では、その生産性はとても低く、効率の悪いチームであることが多いでしょう。

では、なぜ嫌いなのか?人が人を嫌いになる理由はいくつかあります。顔が嫌いなどの表面的な問題。性格が嫌いという内面的な問題。この二つのいずれかがほとんどです。

見た目の問題は仕方ありません。でも、嫌いには理由があって、トラウマのようなものかもしれません。本当にその人の表面的なものが嫌いであっても、内面がとてもよければ好きになれるかもしれません。しかし、内面がとても嫌いであるのに、表面的なものがいくら良くても決して好きになることはできません。つまり、表面的であっても実は内面的な問題から来る経験則であり、「こういう人はきっとこうである」という思い込みに他ならないわけです。それでも生理的に合わない場合もあるでしょうが、ほとんどの場合、結果的に内面が嫌いなのです。

嫌われるほとんどの理由としては、コミュニケーションが成立していないことが挙げられます。仕事において情報伝達はとても重要ですし、事実もとても重要です。責任もリスクも抱え、とんでもない失態によって感情をむき出しにして怒鳴る上司の多いのが現実です。いろいろと理由があったにせよ、すべて言い訳として捉えられるので、人の言うことを聞いてくれないという不満が溜まります。そういう状態が重なり、心の距離が離れていきます。ふと周りを見渡せば、皆から嫌われ、自らの指示を誰も受け付けない・・・そんな風土が作られていることの多いのが実情です。

職場感情とコミュニケーション

仕事に感情を挟むな、という言葉があります。感情を殺せ、ということです。ですが、嫌いなものは嫌いです。

逆に感情によって救われることもあります。悲しい、嬉しい、楽しいなど、仕事の成果を共有することで、やる気が生まれたり、結束が固まったりします。

感情というとどうしても「キレる」みたいなイメージがありますが、感情とは自然に湧き出るものです。ですからその感情の制御が可能になれば、蓋をせずとも有効活用ができるのです。

コミュニケーションには二つの役割があります。一つは情報の伝達です。もう一つは感情の共有です。「ありがとう」「助かった」「おつかれさま」。すべては感情です。こういうことを言えなかったり、言われて無視する上司が嫌われます。

無視せずとも、例えば、目も合わせないのは、「その存在を受け入れていない=感情を受け止めていない」ということです。「ありがとう」と言われたら「ありがとう」と言いましょうというのは小さい頃から習っています。子どもにもそう教えているはずです。でも、自分はできないのです。何だかおかしな話ですね。

いい仕事を受注して「やった!」という気持ちの部下がやってきても、「当然だ」と返したら、相手はどう思うでしょうか。喜びの気持ちを共有できない上司には二度と報告には来ないでしょう。

実はこうした「感情の共有」こそが、コミュニケーションであり、そのことを日常からしつづけることが関係を作ります。

EQ(イーキュー)という考え方もあります。感情と向き合うためのスキルこそが、生産性を向上させ、職場環境を快適にし、良い人材を育て、企業を成長させていくことになります。

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