その人脈は会社についた人脈?それとも個人についた人脈? 

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その会社を辞めたとたん、はっと気づくことがあります。名刺箱にはこれまでの名刺がたくさん詰まっているのに、その後も付き合える人というのは数少なくなるということです。その減少加減は、人によって異なります。

仕事上の人脈には2種類あります。「会社につく人脈」と「個人につく人脈」です。

その会社を辞めた後、断ち切れる人脈は、会社についていた人脈です。その人は、あなた個人と付き合っていたわけではなく、その会社の担当者Aさん(たまたま、あなただった)と付き合っていたのです。

一方、個人につく人脈とは、仕事人としてのあなたを信頼し、あるいはまた、一人間として慕い、どこの会社に移ろうとも関係が保持される人脈です。

また、会社につく人脈は、広く考えれば、役職につく人脈を含んでもいいでしょう。つまり、取締役とか部長とかであるがゆえについてくる人脈。その役職を辞めたらタダの人、誰もついていかないなんていう人物は社内のあちこちにいます。そういう人は権威で人を引き付けていただけの話です。

結局のところ、「会社につく人脈」「役職につく人脈」は、「利」の関係です。両者の間にあるのは、損得感情です。その会社・その役職をやめれば、すっと消えてしまう人脈かもしれません。

一方、「個人につく人脈」は、「信」の関係、「志」の関係で保持されます。「あの人なら、個人としてずっと付き合ってみたい」という信頼、「あの人が目指すところに自分も共感できるので」という想いの共有が、関係を支えます。

「会社につく人脈」は世知辛いとはいえ、会社の看板で付き合える人の幅は広いものです。ですから、会社の看板はおおいに利用すべきです。当初は「会社につく人脈」であったとしても、その後、個人的な信頼を得れば、その人は「個人につく人脈」に変わります。

いずれにせよ、人間的な「信」を集め、「志」を発する人が、人脈をどんどん広げ、継続させていける人なのです。

 

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