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写真で綴る「第4回グロービス杯世界囲碁U-20」

投稿日:2017/04/25更新日:2019/04/09

「第4回グロービス杯世界囲碁U-20」が2017年4月20日(木)~23日(日)の4日間、グロービス経営大学院東京校で行われました。優勝は韓国代表の申真ソ七段(17歳)、準優勝は同じく韓国代表の卞相壹五段(20歳)、第3位には日本勢から一力遼七段(19歳)が食い込みました。今回初めて、ベスト8に日本勢3棋士が進出し、準決勝には2棋士が勝ち上がりました。日本の若手棋士の躍進は目ざましいです。来年もますます楽しみです!

ツイッターなどにアップした写真とともに、今年のグロービス杯を振り返ります。

<<< 4月20日(木) 歓迎レセプション >>>

●恒例となった和太鼓のパフォーマンスで、世界各国・地域を代表する若手棋士16名をお迎えしました。

●グロービス杯世界囲碁U-20は、日本で開催される唯一の世界棋戦です。若手棋士たちがグロービス杯の舞台で互いに刺激し合い、更なる飛躍につなげてもらうことを願っています。僕は協賛者挨拶で、「明日から始まるグロービス杯において、国を背負った若き代表の皆さんの善戦を祈念します。また、グロービス杯をきっかけに若い世代で囲碁が盛り上がっていくことを期待しています」と棋士たちを激励しました。

●日本棋院の山城宏副理事長、万波奈穂三段、囲碁大使戸島花さんのトークも盛り上がりました。

●対局組合せの抽選です。各棋士が舞台に上がり、グループが書かれたボールを引きます。

●抽選の結果、グループリーグの対局組合せが決定!注目は優勝経験のある日本の一力遼七段、中国の黄雲嵩六段。2回の準優勝経験がある日本の許家元四段と芝野虎丸三段の奮闘にも期待です。

●出場棋士の皆さんとともに。日本、中国、韓国、中華台北、北米、欧州、アジア・オセアニアから選ばれた16名の若手棋士たちが世界一を目指して戦います。

<<< 4月21日(金) グループリーグ 第1回戦、第2回戦 >>>

●いよいよ開幕!若手棋士世界一を決める3日間の戦いがスタートしました。例年通り対局の様子はニコニコ動画で生中継されます。

●激戦を勝ち抜き、グロービス杯を手にするのは誰か?!

●第1局、日本勢は芝野虎丸三段、張瑞傑二段が勝利!そして第2局開始!第2局では、日本勢は一力遼七段、姚智騰四段、六浦雄太三段が勝利!1勝1敗で5人の棋士が2日目の第3局へ進出を決めました。2回の準優勝実績がある許家元棋士は、残念ながら初日敗退しました。

<<< 4月22日(土) グループリーグ 第3回戦、準々決勝 >>>

●2日目、グループリーグ第3回戦開始!組合せは以下の通り。日本勢5人、韓国2人、台湾1人だ。ここで勝てばベスト8、負ければ敗退。既に中国の3棋士と韓国の1棋士が枠抜けしている。頑張れ、ニッポン!

一力遼七段(日) × 張瑞傑二段(日)
姚智騰四段(日) × 申旻埈五段(韓)
申真ソ七段(韓) × 六浦雄太三段(日)
芝野虎丸三段(日) × 簡靖庭二段(台)

●第3局が終わり、ベスト8が決定!準々決勝の対局組合せも決まりました。日本勢は今回初めて3人がベスト8に進出、中国3人、韓国2人の3カ国対決に。準々決勝では第1回優勝者の一力遼七段と第2回優勝者の中国、黄雲嵩六段が激突。優勝争いの激しさが増していきます。

一力遼七段(日) × 黄雲嵩六段(中)
卞相壹五段(韓) × 姚智騰四段(日)
申真ソ七段(韓) × 謝爾豪四段(中)
芝野虎丸三段(日) × 辜梓豪五段(中)

準々決勝、最注目の対局!歴代優勝者同士がベスト4を懸けて戦います。

●準々決勝が終了。ベスト4には、日本勢から一力遼七段、芝野虎丸三段、韓国から申真ソ七段と卞相壹五段が進出しました。中国の3棋士はベスト8で敗退となりました。準決勝の組合せは写真の通り。

●準々決勝後のひとコマ。ベスト4に勝ち残った一力遼棋士と芝野虎丸棋士、昨年代表の大西竜平棋士と、記録係として手伝ってくれた上野あさみ棋士と広瀬優一棋士の検討風景。今回はグロービスの社員用カフェを控室に使いました。明日の準決勝、そして決勝目指して頑張ろう!!

<<< 4月23日(日) 準決勝、決勝、3位決定戦 >>>

●第3日目、このGIJINNOMAで準決勝と決勝を行います。グロービス杯世界囲碁を企画したときに、幽玄の間と同等の間を作ろうと思いました。ただ、世界戦なので洋間が良いだろうと考えました。名前は義人の音読みでGIJINとしました。

●GIJINNOMAには過去の優勝者の写真が飾ってある。ここに新たに加わるのは誰か、とても楽しみだ。

●準決勝が始まった。芝野虎丸三段対韓国の申真ソ七段。申棋士は現在韓国ランキング2位。李世ドルの次を担うと期待されている棋士らしい。グロービス杯には過去3回全てに出場している。芝野棋士は2回目のグロービス杯出場。2人とも過去最高はベスト8だ。

●準決勝もう1つの対局は、一力遼七段対韓国の卞(ビヨン)相壹五段だ。こちらも日韓対決。対戦成績は一力棋士の1勝3敗。ビヨン棋士は昨年のグロービス杯で3位。一力棋士は、第1回目の優勝者だ。今年で2人ともグロービス杯を卒業する。

●検討会場の雰囲気。許家元棋士らが戦況を見守りつつ、検討しています。テレビも取材に駆けつけています。囲碁界の未来をつくるU20に期待したいです。

●準決勝で韓国の申真ソ七段と卞相壹五段がそれぞれ日本勢の一力遼七段、芝野虎丸三段に勝利。決勝は韓国勢同士の対局となりました。第4回グロービス杯の大盤解説会が始まりました。解説は王銘琬さん、聞き手が万波奈穂さん。会場は満杯です。毎年無料で実施しています。

●第4回グロービス杯の優勝は、申真ソ七段(韓国、17歳)。準優勝は卞相壹五段(韓国、20歳)。日本の一力遼七段は3位となりました。

●表彰式後、今回の日本代表6棋士が舞台に勢揃い。一力遼七段と許家元四段は今年で卒業です。1人1人からコメントをいただき、その後一力七段と芝野三段による自戦解説会に入ります。

●中国代表の皆さんと監督が挨拶に来られました。僕の隣のグレーのスーツを着ているのが、第2回で優勝した黄棋士です。黄棋士も今年で卒業。来年もグロービス杯で会いたいです。

●韓国代表棋士の皆さんとコーチ・スタッフの方々です。卞(ビョン)棋士は今年で卒業です。「グロービス杯に初めて韓国が優勝できて嬉しい。韓国でも有名な棋戦です」とのこと。来年また会いましょう。(^^)/

今回、日本勢は優勝に届きませんでしたが、ベスト8に3棋士が進出、準決勝には2棋士が勝ち上がり、レベルの高さを見せました。ニコニコ生放送では連日3万人以上が視聴し、最終日の大盤解説会には100人ほどの熱心な囲碁ファンが集まりました。NHK(囲碁フォーカス)さん、囲碁・将棋チャンネルさんに取材いただき、メディアから大きな注目を集めました。協賛者として、日本の囲碁界の活性化に微力ながら貢献できたと思います。

第5回大会での日本勢の躍進に向けて僕も行動していきます。
みんなで囲碁を楽しみましょう!

2017年4月25日
自宅にてツイッターや写真をもとにコラムにまとめました
堀義人

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