「インダストリー4.0」の最新潮流 ~日本が勝ち抜くための戦略とは? 視聴時間 59:45

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G1中部2016
第6部分科会A「インダストリー4.0のインパクト ~ITが切り拓く次世代の工場とR&D~」

IoTを用いた製造現場とサプライチェーン、ロジスティックスの効率化、新たな価値を生み出す技術イノベーションの進展は、わが国のものづくりにどのような変化をもたらすのか。いち早く変革に挑むドイツなどの欧州や、技術向上著しいアジアの工場との競争の中で、日本が勝ち抜くための戦略とは何か。ヒッグス粒子やニュートリノの観測に欠かせない極限の光センサーの開発/製造を通じてノーベル賞や先端医療を支える浜松ホトニクス、日本ならではの価値を提供している工場として、日経ものづくり「強い工場アワード」で大賞を受賞したサイベックコーポレーションの2つ工場を事例に、総務省でITによるビジネス革新を担当する太田氏、NTTで新ビジネスの構築を担当する栗山氏が議論する。(肩書きは2016年10月16日登壇当時のもの)

<動画冒頭をテキストでご紹介>

西村氏: 皆さんおはようございます。ご紹介いただきました三重大学の西村です。モデレーターは喋るなということなので早速行きたいのですが、私はまったく専門外なので「インダストリー4.0」というのはさっぱり分かりません。まず、その解説も含めて太田さんからお願いできますでしょうか。

太田氏: CPSという言葉をお聞きになったことがある方はいらっしゃいますか。サイバーフィジカルシステムと言うのですが・・・(会場挙手)パラパラですね。
サイバーフィジカルシステムのサイバーというのはデジタル空間で、フィジカルというのは現場で、それをシステム化して行きましょうということなのですが、簡単に申し上げると現場や工場の中で起こっているさまざまなことを、サイバー、センサーで写し取り、その写し取ったものを分析しましょう、というのがCPSということになっています。
このCPSというのは、IoT(Internet of Things)の基本概念です。現実世界で、ちょっと話が脱線しますが、自分の健康状態や車が走っている状態、現場で起こっていることをサイバー空間に写し取って最適化―もうちょっと歩いた方が良いのでは、ぶつかりそうなので止まった方が良いのでは、というのをやるのがCPSです。
工場で何ができるかと言うのはご説明いただいた方が良いと思いますが、工場の中で起こっているさまざまなことをデータとしてどんどんあげていって、データを分析することができると。そうすると製造の何が変わるかというのが、簡単に言った時の「インダストリー4.0」の定義かなと思います。

西村氏: その時の目的というか、分析して最適化できるかは分かりませんが、何を目指して「インダストリー4.0」が行われているかというのはいかがでしょう。

太田氏: それは多分「どこで」というのを考えた方が良いのでしょうが、やっぱり世界で今、一番物を作っているのは中国ですので、中国でどういうことが起こるのかというのが一つ、「インダストリー4.0」の分脈かなと思います。もう一つは先進国でどんどん工場の方が高齢化したり、人が足りなくなったりした時に何が起こるかということです。目的は、中国でどう使うかと、日本やドイツでどう使うかで変わってくると思います。(この続きは動画でご覧ください)

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