リーダーに挫折はつきもの、起こることは全て良いこと 

日本を変革するリーダーとしての使命と自覚 ~G1中国・四国を契機に~[3]
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堀:では、続いて会場にもご意見を募りたい。まずはこうした場でもあるし、ぜひ松山大耕さんにお話を伺いたいと思う。いかがだろうか。

会場(松山大耕氏:京都妙心寺退蔵院副住職):「命を使う」というお話は本当にそうだなと思って、今日は私自身が勉強させていただいていた。私はダボス会議で「信仰とリーダーシップ」というお話をさせていただいたことがあるけれども、その話を今回のテーマに絡めたい。とにかく、いくら能力があっても進む方向が間違っていたら意味がないというか、力の持ち腐れになってしまう。「だから我々はハンドルなるんだ」と。私たちの元には国内外から多くの方がいらっしゃる。そこでお話をするときに私が気を付けているのは、田坂さんがおっしゃった通りだ。「自分でなんとかしよう」というエゴは結局世の中のためにならないことが多々ある。そこで「皆さんに生かされている」「皆さまのおかげ」という気持ちが根底にないと、どうしても奢ってしまう。そして、気付いたときには違う方向に進んでしまっているケースが多いと思う。そこで皆さんのハンドルキーパーになるというか、皆さんに正しい方向へ進んでもらうようにするのが私たちの役目だ。それぞれがそういうことを自覚する必要があると思う。

再チャレンジできる社会に

堀:続いて、田坂さんからも暗にご指摘があったので安倍昭恵さんにも伺ってみたい。使命と自覚、挫折と自覚、そして再チャレンジに関してどうお考えだろう。

会場(安倍昭恵氏:内閣総理大臣夫人):初めて総理となってからの1年間、本当に頑張っていたのを横で見ていた私としては、主人の無念がよく分かった。「総理の職を突然投げ出した無責任な男」という批判も浴びたし、当時は大変辛い思いをしている。でも、「あれがあったから今があるんだ」と。2回目の総理就任はないだろうと多くの人に言われていたなかで総理になれたのはなぜか。1回目の退陣後、主人は新人時代のように選挙運動も頑張っていたし努力はしていた。ただ、主人の努力でなく、「これは天が選んでくださったんだ」と。「今は安倍晋三に“仕事をしろ”と言われているんだろうな」と、私も主人も思っている。

こういう話をすると怒られるかもしれないが、主人は毎晩声を出して祈っている。それが何か、どこかへ通じているのかなと私は思っていて…。先ほどおっしゃっていただいた通り、主人も「再チャレンジできる社会をつくっていく」と言っていた。総裁選に出ることは反対もされたし、もしかしたらダメかもしれないという状況で、「元総理が総裁選挙で落選していいの?」と、私も聞いたことがある。すると、「もう、それはいいじゃないか。全力を尽くしてダメなら仕方がない。でも、それで終わりじゃない。何度でもチャレンジすればいいんだ。自分は身をもって再チャレンジしていきたい」ということを言っていた。それで私も全面的に応援しようと思ったので、皆さんにもぜひご理解をいただきたいと思う。ありがとうございます(会場拍手)。

堀:毛利さんはいらっしゃいます? できれば毛利さんにも伺ってみたい。

会場(毛利公一氏:社会福祉法人ラーフ理事長):僕は今、電動車椅子で動くのは首から上だけという生活をしている。もう11年になる。で、こういう体になった事故自体はたしかに不幸なことだったと思ってしまう。でも、今となってはあの事故があったから、現在のように地域でリーダー…、になれたというとおこがましいけれど、起業して活動させてもらえている部分がある。だから、この怪我にも何か理由があったんじゃないかなと、最近は思うようになった。「宿命的なものだったんじゃないか?」と。

とにかく、今の僕はめちゃくちゃ元気。何でも食べるし、海外にだってどこへだって行く。動くのが首から上だけでもできないことはないと思う。今日も多くの方に車椅子を担いでいただいて、なんとか本会場まで来ることができた。僕のような境遇なら、この場所に至る階段等を見れば「無理じゃないか?」と思うのが普通かもしれない。だからこそ、「後ろに倒れたときに支えてもらう」「生かされている」といった今日のお話が心に残った。僕自身が生かされて、今日もこの場で新たな学びを得ている。だからこそ僕のように首から上だけでも元気なやつが、本当に困っている方というか、まだ社会に出ることができていない障害を持つ方々の代弁者になれたらと思う。あるいは、そうした方々に、「こういう世界もあるよ?」と伝えたい。「できないことはないよ?」と。社会に出て人とつながって、良い生活というか普通の生活をしようという声を挙げるのも僕の使命だと最近は思う。怪我をしたことは宿命的なことかもしれないが、それを自分の使命に変えて、この怪我自体を生かしていきたい。(会場拍手)。

人生で起こることはすべて良いこと

堀:G1サミットをはじめて7年、僕らは冒頭で申しあげた3つの理念を唱え続けてきた。「誰かやってくれるから自分はやらなくても大丈夫」という安易な気持ちでなく、「僕らが社会を変えていかなければ誰がやるのか」と。そのなかで、たとえば当初はほとんどが大臣を経験していなかった政治家のG1メンバーも、今は10人近くが大臣となった。ノーベル賞受賞者も出たし、企業や財界の方々もかなりのポジションに就くような状況となった。(会場を見渡して)水野弘道さんはGPIFのトップになり、伊原木隆太さんも社長から岡山県知事になられたし、三宅伸吾さんも日経新聞の記者から参議院議員になられた。多くのメンバーが自覚を持って行動してきている。

そうしたリーダーとしての自覚に関して、今日は「大いなるものに導かれる」「挫折を経験することで気付くものもある」とのお話があった。また、「起こったことはすべて良いこと」という、これは最善観という考え方になると思うが、そういうお話もあった。こうした感覚はどのように掴むべきなのだろう。改めて田坂さんに伺ってみたい。

田坂:「人生で起こること すべて良きこと」という本を書いたのは、64となってようやくそのテーマを語ることが許されるような気がしたから。もちろん私より大変な苦労や壁と向き合っている方は数多くいらっしゃるので、そんなメッセージを書く資格があるのかという思いもあるが。とにかく人生では思うままにならないことは数多くある。ところが、今はそうした「すべて良きこと」といった考え方が世の中から消えてしまっているように見えて、寂しく感じていた。日本には昔から「塞翁が馬」という表現もあるほどだし、たとえば山中鹿介(幸盛)も「我に七難八苦を与えたまえ」と言っている。私が子どもの頃はそうしたことが教えられていた。それが今は消えてしまって、「いかにラクをして、手っ取り早く、要領良く、成功に辿り着くか」といった価値観ばかりが世の中に溢れている。これは次世代に対して最も大きな負の遺産になってしまうと思う。

私は「人生において成功は約束されていないが、成長は約束されている」と、よく申しあげている。まずはその覚悟を持つべきだと思う。成功とは、最後は天が与えるものだ。「これを成し遂げたい」という夢や希望はもちろん尊いけれど、それが成し遂げられるかどうかは、最後は天の声次第。でも、仮にそれが成し遂げられなくともひとりの人間として成長していくことはできる。

また、最後の最後まで努力を続けるその姿こそ、実は我々が残す最高の事業だ。ひとつの人生という事業であり、それはときに最高のアートだと思う。我々のそうした後ろ姿を見て、さらなる高みに向かう次の世代がいるし、我々自身だって先輩の後ろ姿を数多く見てきた。必ずしも先輩方の誰もが成功を収めたわけではない。でも、道半ばにして終えた方々であっても、その後ろ姿に我々は励まされ、今目の前の山道を懸命に歩んでいるのではないか。そんな思いを持つことが、堀さんの質問に対するひとつの答えになると思う。


 

それともうひとつ。総理が毎日祈っているというお話は本当に強く胸に響いた。だから私が考える祈りというものの本当の意味についてもお話しておきたい。祈りとは、「この事業を成功させてください」「明日の試験に合格させてください」といった、大いなるものへ何かを要求することでは決してない。これは、林先生がおっしゃる他力ということにも通じるが、祈りにはひとつの意味しかない。「導きたまえ」。導かれた結果に対する要求ではない。深い祈りのなかで「導きたまえ」と念じるのなら、そのあとに続くすべての出来事は導かれた結果だ。それがときには挫折のように見えても、「ああ、これが自分の人生に与えられた体験か」と。導かれた結果だと捉えて、その意味を深く考えなければいけない。そのうえで、「人生で起こること、すべてに深い意味がある」と。そこから我々は新たな歩みをはじめるのだと思う。そして、そうした歩みを続けて何年か経ったのち、ふと、「すべてに意味がある」を超えて、「すべて良きことだったな」と考えることができる。それが私の信じる人生の歩み方になる。

次の世代に何を残せるか

堀:残り14分ほどとなった。改めて会場からご意見を募りたい。

会場(相原輝夫氏:株式会社ファインデックス代表取締役社長):当社は医療のITを手掛けている。私もまた何かに導かれて今の事業を立ちあげ、多くの病院様のお役に立ててきたと思っている。そこで今後は若い世代に伝えていきたいことがある。昨今の若手社員や起業家志望の学生たちを見ていると、仕事の楽しさや意味を理解できていない子が増えてきたと感じているためだ。仕事には挫折があるし、それを乗り越えることで成長することもあるのに、それを経験できない子が増えてきたのかな、と。それで、簡単に職やお金を手に入れることばかり考えるようになってきてしまったと思っている。そこで僕たちが仕事の楽しさを伝えていきたいと思った。

堀:他にはいかがだろうか。(会場最前列を指して)岡田監督はどうだろう。

会場(岡田武史氏:株式会社今治.夢スポーツ代表取締役):僕自身は使命といったことはあまり考えずに目の前のことを一生懸命やってきた結果、「こういうことに役立ったのかな」という考え方をしている。ただ、リーダー以前にひとりの人間として自分には3人の子どもがいる。家族がいなければ、“ああいったプレッシャー”にも耐えることもできなかった。だから3人の子どもたちにどんな時代や社会を残すのかという思いが、常に頭のなかにある。

だから今治.夢スポーツという会社では「次世代のため、物の豊かさより心の豊かさを大切にする社会創りに貢献する。」という理念を掲げた。「なぜサッカーチームがそんなことを理念に?」とよく言われる。でも、僕は高度成長という最高の時代を過ごしてきた。70年間戦争のない、銀座でタクシーチケットを振っても止まってもらえないような、そんな時代を経て今は「3人の子どもにどんな社会を残すのか」と考えている。でも、これは政治批判の話でなく、今は1000兆円の財政赤字があり、年金が破綻し、隣国との関係も緊張し、環境破壊が進んでいる。ひとりの父親としてそういう社会を残したまま死んでいいのか。「親父、なんだ」と。そういう思いがある。

だから、今は富良野で倉本聰さんらとともに「富良野自然塾」というプログラムで環境教育のインストラクターも務めている。これ、最近は今治にもつくった。たとえば、そのなかの「46億年・地球の道」というプログラムでは、460mのコースを地球の46億年を置き換えて、その生い立ちを歩きながら説明していく。46億円前、地球の大きさは今の1/10でマグマオーシャンの時代だった。「そして全球凍結や海水温度が45度といった時代があって…」と、そのコースを歩きながら説明するわけだ。我々ホモサピエンスが生まれたのは20万年前。最後の2cmだ。で、今は炭素の数こそ一緒だけれども、CO2を空気中に排出している。これは産業革命からで、距離にして0.02mm。そんな話をしながら歩くコースの最後に石碑を設け、そこにネイティブアメリカンの方々のなかで今でも伝わる言葉を彫った。「地球は子孫から借りているもの」。ご先祖様から受け継いだものでなく、未来に生きる子どもたちに借りているものだ、と。借りているものは傷つけたり壊したり汚しちゃいけない。

ところが文明人と言われる我々は、「今の経済」「今日の何々」という話ばかりしてしまう。「子どもたちにどんな社会を残すのか」と考えると、結構いろいろなことが片付いて解決してくるのに。僕も含め、皆がそういう本質を分かっているのに、必ず「そうは言っても」となってしまう。「水と石油、どっちが大事だ?」「もちろん水だ。ただ、そうは言っても」と。だからこそ、「子どもたちの時代に」という理念をベースに、「そうは言っても」をひとつでも減らしていきたい。そんな思いで環境教育も野外体験教育も、FC今治の活動もしている。それがリーダーとしての使命かどうかは分からないけれども、ひとりの父親としての使命に突き動かされている。

堀:私にも5人の子どもがいる。だからG1サミットでは「世代の責任」ということもよく言っている。以前、G1経営者会議でオリックスの宮内義彦さんは、「私たちの世代は皆さんに謝らなければならない。1000兆円もの借金を皆さんに押し付けてしまうからだ」とおっしゃっていた。僕らの世代はそれを次世代に借金を押し付けるのでなく、しっかりと負債を減らしながら良い日本を残さなければいけない。

ただ、ひとりの人間が動かせることは限られているわけで、だからこそG1のプラットフォームがある。G1のプラットフォームを使うことによって大きな動きになる可能性がある。CO2問題についても同じだ。解決に向けた方法論を政治家の皆さんとも一緒に考える。僕らも知恵を出し、僕らが世論を変えていくということをしないと社会保障改革だって進まないだろう。今までもそんな風にして多くのことをG1で議論しながら進めてきた。僕らがやるべきことはまだまだ多い。とにかく命を取られるわけはでないのだし、もっともっとフルスイングをして、仲間である皆さんとともに思い切って歩んでいきたい。このあたり、林さんはどうお考えだろう。

林:働くことの意味というお話を伺って思い出したことがある。私も挫折続きの人生だ。安倍総理が選ばれた総裁選で私は見事に落選したわけで(会場笑)。ただ、その総裁選で私はこういうことを申しあげていた。以前、どなたかから聞いて「いいな」と思ったお話だけれども、「“働く”という言葉は漢字こそ1字だけれども、ひらがなで書くと“はたを楽にする”という意味なんです」と。お金を儲ける手段とか自己実現といったこともある。でも、たとえば介護に従事する方は、それによって「ありがとね」と言われることが堪らないという面がある。その意味で、「はたを楽にする」という場所がその人にあることはとても大切じゃないかなと思う。だから、我々が今までやってきた「働く」ということの意味をさらに広げて、次世代に引き継いでいきたい。

あと、岡田監督からは「そうは言っても」というお話があった。たしかに、どこにでも出てくる話だと思う。たとえば先ほどお話しした役所に関しても、部署単位では「理屈のうえではこうなります」と、必ず言ってくる。実際、課や局のなかでは正しいということがあるわけだ。ただ、そういう話がどんどん上の人間に上がっていく。サッカーなら監督のところかもしれないし、国なら総理ところへ上がってくる。そこで総理や大臣が決断しなければいけない。でも、どちらにも理屈があるから、どちらを選んでもどちらかに恨まれる。そこで、「そうは言っても双方に理屈があるから少し様子を見るか」となるのか、「怒られてもいいから決めちゃうか」となるのか。最後はそこに尽きる。

実は、中国の古典にも「怨みに任ずる」というリーダーシップ論がある。つまり「怒りを引き受けよ」ということだ。7:3でも7を取れば3の人たちは怒る。「あいつのせいで俺はこんな風になった」と言って必ず怒るし、それがないということはもう終わっているということ。だから、その3なり4なりの「怨みに任ずる」勇気を持つことが、田坂先生がおっしゃる「使命とは命を使うこと」というお話にも通じるのかなと思う。


 

堀:私が何のためにこれほどのメンバーを集めG1サミットを行っているかというと、「このメンバーがやらなければ誰がやるのか」という気持ちがあるから。とにかく各分野のリーダーが使命感を持って行動していかなければいけない。今回のG1中国・四国も同じだ。リーダーが変わり、行動を起こし、そうして皆がハブ&スポークで連携していくことによって変わっていくと思う。だからこそリーダーとしての自覚を持たなければいけない。僕は教育にも関わっているが、教育で最も重要なことのひとつは魂に火をつけること。「やるんだ!」という気持ちを持ってもらうことが教育における一番大きな効果のひとつだと思う。そんな風にして会場のリーダーたちが魂に火をつけて、多くの人々とコミュニケーションを行うことで世の中が変わっていくのではないか。

田坂:大賛成だ。私も教育について最後にお話ししたい。私は思うのだけれど、やはり日本という国はどう見ても世界で最も恵まれた国だ。岡田監督がおっしゃった通りで、70年戦争がなく、世界で2~3位の経済大国で、そして高齢社会が悩みとなるほど皆が健康で長寿。また、国民の多くが高等教育を受けていて、最先端の科学技術もある。だから、この国が目指すべきは人類全体に未来を示すこと。「成熟した社会とは一体何か」ということを、我々は体現していくべき立場にあると思う。

だとすると、教育でもうひとつ大切なのは、成熟とは一体何かということを次世代に伝えていくことではないか。では、実際のところ成熟とは何なのか。精神の成熟とは、目に映らないものが見えるようになることだと思う。それは、たとえば言葉にならない思いや人と人とのご縁、あるいは世の中の大きな運気の流れかもしれない。目に映る分かりやすいものしか見えない時代を経て、精神の成熟に従って、少しずつ目に映らない価値が見えるようになる。そうした叡智も次世代に伝えるべきだと思う。

そのためには、我々自身が目に映らない価値を見つめながら歩んでいるかという問いが大切になる。たとえば経営者の方なら、「収支上のお金だけでなく“目に見えない資本”を見つめているか」と。だから私は「目に見えない資本主義」ということを普段から申しあげている。国家の豊かさについても同じだ。目に映らない資本や財産がこの国にどれほどあるか。それを見つめる賢明な叡智を、我々自身がまず養っていくべきだ。それによって、次世代から見えるその後ろ姿と横顔を通じて最高の教育が実現する。それはもう教育と呼ぶ必要すらないかもしれないが、そこで今度は彼ら自身が深いものを学びながら素晴らしい時代を切り拓いていくのだと思う。

堀:私は「可能性を信じる」という言葉が大好きだ。個人個人が己の可能性を信じてフルスイングしながら、それぞれの能力を生かして行動していくべきだと思う。他力本願の話にも通じるが、僕らには仲間がいる。仲間同士が支え合いながら、自身の可能性を信じて行動するべきなのだと思う。矢面に立ってさまざまな批判や抵抗を受けることはあるし、ときには身の危険を感じることだってあるかもしれない。でも、そこで仲間同士、支え合っていくことが重要になる。実際、それでたとえば農業関連でもG1でいろいろとイニシアティブが生まれたりしていった面があると思う。

政治だけで変えられない面があれば僕らが動かしていくべきだし、その意味では政治より民間のイニシアティブが重要になるという気が僕はしている。我々が行動を起こしたうえで政治家の皆さんとともに世論を動かし、一歩ずつ前に進んでいきたい。そうすれば世の中は変わると思う。今回のG1は初の中国・四国開催となったが、この素晴らしい場所と素晴らしい雰囲気のなかでエンディングを迎えられること、大変嬉しく思う。皆さまのご参加に感謝するとともに、今回素晴らしいお話をしてくださった田坂さんと林さんに拍手を送って締めたい。ありがとうございました(会場拍手)。

※開催日:2015年10月16日~17日

東京大学卒業、同大学院修了。工学博士(原子力工学)。1987年、米国シンクタンク・ばてる記念研究所客員研究員。1990年、日本総合研究所の設立に参画。現在、フェロー。2000年、多摩大学大学院教授に就任。社会起業家論を開講。同年、21世紀の知のパラダイム転換をめざすグローバル・シンクタンク、ソフィアバンクを設立。代表に就任。2008年、世界経済フォーラムのグローバル・アジェンダ・カウンシルのメンバーに就任。2010年、4人のノーベル平和賞受賞者が名誉会員を務める世界賢人会議、ブダペストクラブの日本代表に就任。2011年、東日本大震災に伴い、内閣官房参与に就任。2013年、全国から1500名の経営者が集う場、「田坂塾」を開塾。著書は80冊余。

1961年生まれ。1984年に東京大学法学部卒業後、三井物産に入社。1991年渡米し、米上院議員ウィリアム・ロスのもとで国際問題アシスタントとして勤務(マンスフィールド法案を手掛ける)。1993年、林 義郎大蔵大臣政務秘書官に任命され一時帰国。1994年ハーバード大学ケネディ行政大学院卒業。1995年参議院議員選挙に初当選(山口県選挙区 現在三選目)。自民党参議院副幹事長、大蔵政務次官、内閣府副大臣などを歴任。2008年には防衛大臣に就任し、2009年に内閣府 経済財政政策特命担当大臣を務める。現在、自由民主党政務調査会会長代理、自由民主党シャドウ・キャビネット官房副長官、参議院財政金融委員会委員、参議院国家基本政策委員会委員などを務める。著書に、『林芳正のやさしい金融・財政論』(2003年・長崎出版)、共著に『国会議員の仕事』(2011年中公新書)、『希望のシナリオ』(2003年 PHP)

京都大学工学部卒、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。住友商事株式会社を経て、1992年株式会社グロービス設立。1996年グロービス・キャピタル、1999年 エイパックス・グロービス・パートナーズ(現グロービス・キャピタル・パートナーズ)設立。2006年4月、グロービス経営大学院を開学。学長に就任する。若手起業家が集うYEO(Young Entrepreneur's Organization 現EO)日本初代会長、YEOアジア初代代表、世界経済フォーラム(WEF)が選んだNew Asian Leaders日本代表、米国ハーバード大学経営大学院アルムナイ・ボード(卒業生理事)等を歴任。現在、経済同友会幹事等を務める。2008年に日本版ダボス会議である「G1サミット」を創設。2011年3月大震災後に、復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げ、翌年一般財団法人KIBOWを組成し、理事長を務める。2013年6月より公益財団法人日本棋院理事。いばらき大使、水戸大使。著書に、『創造と変革の志士たちへ』(PHP研究所)、『吾人(ごじん)の任務』 (東洋経済新報社)、『人生の座標軸』(講談社)等がある。

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