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カドカワ「N高校」に見る破壊的イノベーション

投稿日:2016/01/13更新日:2019/04/09

2016年1月12日に堀義人がピックアップしたニュースです。

カドカワ「N高校」が代ゼミと提携--大学進学志望者向け“通学”コースを創設(CNET Japan)

[堀コメント]高校の破壊的イノベーションですね。グロービスが経営大学院で行っているのと同じ感覚を抱きますね。教育を変えるのは、「提言」よりも、実際にやってしまう「行動」だ。成功すると他校も追随せずを得ない。 その結果、提言よりも早く社会が変わる。

ヤフー 薬の「治験」協力者をサイトで募集(NHKニュース)

[堀コメント]よい方向。だが、テクノロジーの進展に伴って、人体治験ではなくて、iPS で作った細胞・器官による治験の方が安全性が高く、データなどの取得が容易になると思います。再生医療新法は、画期的な法律だった。再生医療以外の創薬においても、規制緩和を期待したい。

非常事態宣言下のパリ、1月のファッションウィーク出張自粛企業は国内6割(Fashionsnap.com)

[堀コメント]企業経営者としては、悩ましい判断だ。僕だったら、一律には禁止しないで、「上長と相談して、安全を見極めて判断する」様に指示するだろう。フランス政府は、COPも実施し、ファッションウィークも中止にしていない。彼らはセキュリティを厳重にしている。

僕自身は、不要不急であるならば、行かない。だが、重要な用事があるならば、構わず行くであろう。来週からダボス会議だ。そのあたりの空気感も見極めてきたい。

アベノミクス、核心は民間需要の不足 FTチーフ・エコノミクス・コメンテイター マーティン・ウルフ(日本経済新聞)

[堀コメント]マーティン・ウルフ氏の記事だ。ダボス会議で何度か話を聞いた。実に面白いけど、非現実的な提案が多い。でも、いくつか知らなかったポジティブな事実があった。

1) デフレスパイラルは止まり、インフレは達成された:15年11月までの1年間の物価上昇率(食料品、アルコール飲料、エネルギーを除く)は0.9%
2) 労働市場はすばらしい状態にある。失業率は3%台前半とどまっている。労働力が減っていることを考慮すれば、経済成長率も悪くはない 
3) G7最高の生産性の向上:我々の分析によれば労働者1人当たりGDPの成長率は2000~10年の年率1.5%から10~15年の同2%に上昇している

どちらの数字も高所得国の最上位にある主要7カ国(G7)中の最高だ。 そして、政府は巨額の負債を抱えるが、経常黒字に、民間・企業に貯蓄がある。やるべきことは、賃上げと設備投資増による国内需要と投資の喚起だと思う。他に列挙された選択肢は、非現実的だと思う。

さて、皆さんはどう思われますか? 堀義人への質問はこちら>>

※この記事は、NewsPicksの堀義人のコメントを再編集したものです。

 

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