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「ほぼ日」が愛される理由~東京糸井重里事務所 取締役CFO・篠田真貴子氏

投稿日:2015/08/20更新日:2019/04/10

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愛されるロングセラーを生み出し続ける組織作り Part1/3

「ほぼ日手帳」をはじめとして、日常で愛されるヒット商品を世の中に送り出している株式会社東京糸井重里事務所。世の中に無い視点や価値観の情報を1998年から「ほぼ日刊イトイ新聞」で発信、1999年からは「ほぼ日ストア」で生活関連商品の開発と販売を開始し、現在では売上30億を超え、従業員数は50名を超える企業へと成長した。糸井氏や個人のアイディア・センスだけではく、全員で価値を生み出せるようになる思考のパターンやしくみ、組織が成長するための工夫などを篠田氏がどう考え、つくり出したかについて語る(視聴時間30分3秒)。

スピーカー
篠田 真貴子
株式会社東京糸井重里事務所 取締役CFO

【ポイント】
・大企業ではパフォーマンスが良いと昇格という道しかない。大企業にはない何かにチャレンジできる糸井事務所に出会ったことが大きなキャリアチェンジだった

・「まず銀座通りをつくる。そうしたら、自動販売機を置いても稼げる」。銀座通りにあたる「ほぼ日刊イトイ新聞」というウェブメディアを大事にしてきた。社内用につくったTシャツを読者に売ってみたら意外にも売れたことから、商品開発をして物販を始めた

・「コンテンツ」とはアイディアをお客様が楽しんでいただける形にしたもの。何を見せるか、売るかはコンテンツの個性に合わせて考えるというやり方

・ほぼ日手帳が特徴的なのは、使い方を限定しないこと。生活にどのように商品を取り入れてくれるか、というお客様側のクリエイティブと合わさって商品が完成する

・「ほぼ日」の事業は、まず無料コンテンツの発信。ニュースを追わないので何年も前のコンテンツも面白い。読者と継続的に「動機」のやりとりをすることでオリジナル商品を開発し販売する。お客様の反応を見て商品改良をしていき、最終的にはほぼ日を知らないサイト外の人にも喜ばれる商品にしていく

・自分たちが被災していたかもしれないという共感のもとに気仙沼にも拠点を作った。会社の仕事は「祭り・雪かき・山の茶屋」を含めての企業活動であるとするのが糸井事務所。地元が儲かるしくみで競争力の高いものを何かプレゼンしていこうとして、気仙沼ニッティングという衣服が生まれた

(肩書きは2015年5月29日登壇当時のもの)

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