日本の大学にかけるコストは、OECD諸国平均の半分しかない~大学改革2 視聴時間

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同志社大学・村田晃嗣氏×京都大学 ・山極壽一氏×立命館大学・川口清史氏×参議院議員・世耕弘成氏
G1地域会議2014 関西
第5部 分科会B 「大学改革」Part2

グローバル化とオンライン化によって、大学の役割は根底から変わりつつある。欧米の大学が大胆な大学改革を推進し、新興国の大学が追随する中、日本の大学もまた抜本的な改革に迫られている。優秀な人材を獲得し、知の集積を行い、国の発展に寄与するために、大学は何に取り組むべきか。パート2では、大学の組織、グローバル化について議論する(肩書は2014年10月19日登壇当時のもの。視聴時間27分28秒)。

川口 清史氏
学校法人立命館 総長
立命館大学長
村田 晃嗣氏
同志社大学
学長
山極 壽一氏
京都大学
総長
世耕 弘成氏(モデレーター)
内閣官房副長官
参議院議員
近畿大学 前理事長

【ポイント】
・カリキュラムの変更等、組織として理事会はどう責任をとっていくのかを考えなければならない(川口氏)

・学校の法律改革として、学長権限を明確に責任者として権限を集約し、一方で教授会は学長へ意見できるようにした(世耕氏)

・リーダーシップはフォロワーシップが必要。フォロワーを育てることも必要なので、下位の人にリーダーシップをとってもらうようにもする必要がある(村田氏)

・大学のトップは「選挙」で選ばれている。企業と比べるとこれは珍しい(世耕氏)

・自分は選挙結果選ばれたが、選挙で2番、3番になった人を理事にした。総長が末端の意見を組み入れて主張すると約束した。スピード感をもって意見を吸い上げることができるルートもつくった(山極氏)

<グローバル化について>
・ランキングトップ100に10入るように今動いているのが日本。どういう人材を育てたいから、どういう授業が必要でとしていかないと、他人のものさしに頼っているのでは変わらない(村田氏)

・英語による授業を増やしてしまうと、英語のレベルを落とすことになるので授業の質が下がる(村田氏)

・欧米で職に付けなかった人を日本で外国の教員として雇っても、ランキング上はプラスかもしれないが、授業のレベルは下がるだろう(村田氏)

・アジアの上り調子の大学は、トップレベルの学生を英米の大学に送り込んでいる(山極氏)

・優秀な英米の教員を呼ぶには、日本の教員の給与の倍支払わないといけない。そうすれば、優秀な日本の教員を二人切らないといけない。それを日本がしたいのか(山極氏)

・立命館はアジアを重視。アジアと主に成長し世界をリードしたいと思っている。アジアとともに生きる若者を育てている(川口氏)

・日本全体で大学にかけているコストはOECD諸国平均の半分。それでOECD平均に行けというのか(川口氏)

・日本は教員数が圧倒的に少ない。コストをもっとかけなければいけない(川口氏)

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